お玉おばさんでもわかる政治のお話

憲法や政治についてできるだけわかりやすく語りたい・そんな思いで続けてます。

September 2006

死刑廃止論について

死刑廃止論についての麗子様玲奈さんばあやさんたちとのお話に、沢山のコメントをありがとうございます。

お玉はお玉らしくしか語れないので、皆さんのような深い考察が出来ていない・・・けれども、被害を受けた当事者の方々以外が「悪」と確信の持てるものにたいして安心して、非難し、攻撃できること、その流れ以外は許されないような風潮、マスコミの態度、被害者家族の方の気持ちがそのためにどこかへ置き去りになっているような違和感をお玉はぬぐうことが出来ません。

あるブログでの死刑存続論を読んだとき、他国の再犯率のデーターや国民のどのくらいが死刑廃止を支持しているのかという事が書かれてあり、そういうモノを根拠に話されているのは、なにか違うような気がしてました。

ロベール・バダンテールの演説の全訳を村野瀬玲奈ちゃんが持ってきてくださり、本を紹介して頂き、フランスの死刑廃止への試みがどれ程困難を極めたモノか理解できました。、今まで、日本は特別で他国とは文化が違うから死刑制度が認められていたんだと思っていたのですが、この考え方もお玉の中で一気に崩れました。感情論のレベルで、死刑廃止を訴えていては、伝わらない。それを分かっているからお玉は今まで書くことを躊躇していました。

国家権力が人を殺すのがなぜいけないのか、と言うところへ気持ちを持っていかないと、死刑廃止についてはなかなか語っていけないのだと思います。もちろん終身刑の問題もあります。

お玉は今から勉強していきます。

なぜいけないのか・・亀井静香さんがこういってます「人の命を大事にしない国家というのは絶対に健全ではない」

死刑廃止を推進する議員連盟というのがあって、そこに名を連ねる議員は政党ワクが完全にはずれ、自民党〜共産党まで、すべての党の議員さんが幅広く参加してくださってます。ちなみに、先進国で死刑制度が残っているのはアメリカと日本だけ・・またしてもアメリカと仲良しさんだったのよねえ。

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お玉邸にて・・死刑廃止論大いに語る

麗子:ふ〜〜〜やっとたどり着きましたわ。なんて、ど田舎なのでしょう!!ばあや、車酔いは大丈夫?

ばあや:はい、お嬢様・・あまりにもくねくね曲がった道で、一時はどうなるかと思いましたが・・まさか、お玉様がこんな車一台が通れるのがやっとの秘境に お住まいとは存じませんでしたねえ・・こんなところで護憲活動を密かに続けられているのですね・・そうそう、お嬢様、玲奈さん、お玉さんはものすごい「ウワバ ミ」で飲むと人格が変わるということでございますから、失礼のないようにしないといけませんよ。失礼なこと言うと、別室に閉じ込められてしまうそうでござい ます。

玲奈:あ、アレが噂のお玉が池ですね。あ、あそこに人が・・あれがお玉さんですね。でも、全然ウワバミには見えないのですけど...

お玉:麗子様、玲奈ちゃん、ばあやさん、ようこそ、おいでになりました。ささ、どうぞ中へ。

玲奈:(とりあえずお行儀よくしてよっと)こんにちは、お玉さん。

(お玉屋敷にて)
お玉:先日の西園寺邸での有意義なお話し合い、聞かせて頂きましたよ。今日はもっと詳しいお話を聞かせて頂けると嬉しいと思いまして、こんなところまで、お呼びだてしてしまいました・・いや〜〜ちょっとおいしいお酒も手に入ったし、旨い酒のあても作りましたので、それらを楽しみながらお話ししましょう。

麗子:(お行儀よくしないと別室に閉じ込められちゃうからなあ)まあ、お玉さんの手料理が食べられるなんて、すてき。


ばあや:あ、噂は聞いております。お玉さんは飲むと人格が変わるって・・だからブログは酔った勢いで書かないようにしてるとか・・・コメント欄は酔っ た勢いで護憲派改憲派に関係なく、問題発言のある時には一喝してしまう説教魔だって・・だから今日はお手柔らかにお願いいたしますね。

玲奈:そうそう、なのに、先日「左翼はガサツ?」なんてしょうもない記事を酔った勢いでアップしちゃって、なかなか物議をかもしてるみたいですよ。

麗子:まあ、今日は美味しいお酒をいただきながらお玉さんのあの有名な一喝と酔った勢いの無謀なお話が生で聞けるのかしら。(わくわく)



お玉:(ばあやと麗子と玲奈の発言を無視して)さ、どうぞ〜〜

(一杯目を飲みながら)
お玉:西園寺邸で紹介してくださったロベール・バダンテールの「そして、死刑は廃止された」読ませて頂きました。フランスの死刑制度廃止は一筋縄ではいかない、とても苦難に充ちたものだったのですねえ・・


そして、死刑は廃止された




玲奈:はい、日本でもそうだと思います。死刑をめぐる実情や死刑廃止を主張する理由について、日本では充分に議論されているともよく知らされているともい えないと思うのです。なんだか、隠されているようにさえ見えます。だから、死刑を廃止した国の取りくみを知ることは、死刑に反対する人にとっても賛成する 人にとっても、とても意義があるって思ったんです。このバダンテール演説では、死刑廃止をめぐる論点が全部入っているし、政治という営みのいちばん高貴な 部分が凝縮されているように思います。死刑をめぐるすべての点について広く真剣な議論をおこなうテキストにいいんじゃないかしら。

麗子:お玉さん、死刑には犯罪抑止効果がないってご存じ?
お玉:ええ!!それ本当なの?

玲奈:そうなんです。演説の中には死刑に凶悪犯罪抑止効果が無いということを報告する各国の司法白書や国連の調査などがあげられています。それから、 1900年前後のフランスで、死刑がおこなわれていた10年間と死刑が行われなかった10年間をくらべて、死刑が行われなかった10年間の方が殺人事件が 半減したということも言っています。

麗子:凶悪犯罪者の弁護をたくさん担当してきた弁護士さんだけあって、演説の中で「犯人は殺人の激情の瞬間には刑のことなど考えない」と凶悪犯の心理を述べていますね。

お玉:そうですね、「そして、死刑は廃止された」には、それが裁判のようすとともに書いてありますね。たしかに、日本ではこのことはあまり語られていないようにおもうな。

ばあや:また、テロリストを死刑にしても、その行為は仲間内で「英雄」とみなされて、かえって自爆テロを増長させることになってしまいます。テロリストは処刑するよりも刑務所に入れておく方がマシというイスラエルの指導者の話が本にも出ておりました。

玲奈:死刑にされたテロリストは、その同調者にとって「殉教者」になり、テロリズムの養分になるのですね。

麗子:「テロリストに対して死刑を用いることは、テロリストの価値観をわが物にすることになる」という言葉も演説の中にありますわ。とても道徳的な考え方ですね。

お玉:そう言えば・・・でも日本では死刑制度廃止はまだまだ大きな声で言えない雰囲気が あって・・お玉がいつも思うのは、どうしても感情面のお話なのですが、・・被害者の家族の方が容疑者の死刑を願い、戦う姿をTVを通してみるたびに、「こ の被害者家族の方の心は容疑者が死刑になったとして、果たしてそれで、救われるのだろうか・・」ということなんです。

玲奈:そうですね。犯人が死刑になったからすっきりと納得した、という被害者遺族っているのかしら...。演説にはこんなことが書いてあります。(資料に 目をやりつつ)「罪人が死ぬことこそが正義の要求するところであり、それなしには社会の中の不安と激情は鎮められないという死刑賛成派の主張は、死をもっ て死に対置する同等報復刑法にすぎない。しかし、歴史は個人的報復を否定してきた。」

お玉:「犠牲者の不幸と苦しみ、犠牲者の家族・親族の不幸と苦しみ、犯罪者の親族の不幸と苦しみそして、殺人者の不幸について(凶悪犯の弁護を引き受けて きた経験から)誰よりもよく知っている。それらすべての不幸と戦おうと望まないものはいない。」ともありますね。「死刑に反対すること」は「被害者の不幸 と闘わない」ということではないのね。

麗子:死刑を廃止しながら社会から犯罪の起こる深い原因をなくすようにして、被害者遺族が生活と気持ちを立て直す援助もすればいいのにね。だけど、それは犯人を死刑にしても実現しないわ。

玲奈:「犯罪者への復讐ではなくて、犯罪者の再犯を防止するという、用心のための死刑賛成論」についても演説で述べています。でも、再犯の可能性を確実に見分けるすべはなく、心神喪失も精神鑑定という偶然に左右されるって言っています。

麗子:死刑が少数人種や外国人に偏って適用される人種差別も指摘されてますわ。バダンテールさんはこういうことに心の痛みを感じているんですのね。「この心の痛みを終わらせることができるのは死刑廃止だけである。」ですって。

お玉:そういえば、アメリカでも、死刑が特定の社会階層や人種にかたよっていましたっけ。お玉もはやくバダンテールの演説の全文を通して読みたいな。

ばあや:「自由が制度の中に定着して実践上も尊重されている国では死刑を廃止しており、人権が軽視されて独裁制が行なわれているところでは例外なく死刑制度が血の文字で法律に書かれている」と言う指摘には耳が痛い思いがいたします。

麗子:今度華氏451度さんのお宅におじゃました後は、バダンテール演説の全訳もご紹介頂けると聞いてますけど、フランスでは190年もの長い歴史を経て死刑を廃止したことを想像すると、日本でも民主主義への道はねばり強く歩いて行かなければいけないのでしょうね。


玲奈:麗子様、そのとおりです、日本では民主憲法が作られてから、まだたかだか60年ですから。

ばあや:そろそろおいとましなければ・・(今日は出番が少なかったな)お玉様、この焼き鳥、脂がのって、でもあっさりと上品なお味で・大変おいしゅうございました。

お玉:でしょう、あ、でもそれは鳥肉ではないのです。フランス通の玲奈ちゃんが来ると聞いて、特別に作りましたの。

麗子:まあ、何のお肉ですの?ハトでしょうか?

(一人でいつの間にか一升瓶数本を空にしているお玉(^^ ;
お玉:いえ、お玉が池にいる食用の「ウシガエル」
です。たしかフランスではよくある食材だとか・・食べ残したら下書き回しで別室にお連れいたしますわよ。(ウィー、ヒック。)

麗子:(そんなもの喰わせたのか、この「ウワバミ」おばさん)きゃ〜〜ばあや、は・早くおいとましましょう、このおばさん、このままでは私たちに何を食べさせるか分かりませんわ〜〜

玲奈:いえ私はおいしかったのですが・・お玉さん、またほかの山の幸もご馳走してくださいね。今日のところはこれで失礼致しましょう。華氏さんのところではどんなお話ができるのかしら。

(お玉邸を出て)
麗子:そういえば、華氏さんのところでは私、ムルとかいう猫にしか会っておりませんでしたわ。今度は華氏さん本人にもお会いしたいですわね。(ヒック!)そうそう、それと・・他のまだお会いしたことのないブロガーの皆様にもこれを期に麗子お会いしたいわ〜〜

ばあや:お嬢様、なんてはしたない。それにげっぷまで。飲みすぎでございますよ。(ヒック!)あらやだ、私としたことが... おーほほほ。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

と言うことで、次回は華氏451度さんのところへ麗子様達はおじゃまするそうです。今後の展開がとっても楽しみです〜〜


追記;ばあやさんよりお電話がありまして・(^_^;)わがまま麗子様は華氏さん宅へ行く前に、とむ丸さんちに行きたくなっちゃったらしい・・


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左翼のガサツさ?

 週刊金曜日


週刊金曜日を友人から借りて時々読んでます・今読んでるのは9/15号・・・・・・
ま、書きたいことは色々あったんだけど、もうちょっとじっくり考えないと表には出せないなあ・・などと悩みつつ・・・
ふと、目に入った短い文章。
「左翼への嫌悪は思想よりもガサツさ?」

わ〜〜〜〜こんなもん取上げるお玉って平和主義者からも袋だたきかも〜〜などと思いつつ・・・・安倍さんの「おじいさま」岸信介は60年安保の時にデモ隊に囲まれた家でワインを飲んでいたそうです。ワインを飲みながら「何でみんな反対するのか分からないよ」とデモ隊の気勢を一蹴できる姿勢は、フランス革命時の貴族のように孤独と気品に溢れ、自己満足に美しい。・晋三さんは、その美意識を確実に受け継いでいる。筆者はこのように書いています。
左翼的なモノのガサツサや率直さが安倍さんは美的に許せない、そう言う感覚的なものが批判の論拠ではないかと続けてますが・・・まあ、それは一つのお説として聞いておくとしても・・・・

う〜ん、なるほどねえ・・

この人の「育ちの良さ」に憧れちゃったり、してる人たちが見た目で彼を「支持して」支持率を上げているのかしらん。谷垣さんは「冷たそう」麻生さんは「おバカそう」小沢さんは「怖そう」そして、安倍さんは「品よくやさしそう・・」っておいおい・・(^_^;)

たしかにね、イメージ戦略も大事です。最近近所に貼られた某党のポスターの女性次期議員候補は「見目麗しく、品がよさそう」しかも良いスーツを軽やかに着こなしてました・・・・別の党のポスターでは近所のおかあさん、って感じの人がドアップで載っていて、お玉は好きだけど、たしかにもうチットスマートに華やかな感じがある方が、今は大衆ウケするのかもしれない。

内容重視だけど、見た目も大事にする。(あの〜〜誤解の無いように・・べつに美しくないとダメって話でなく、写真の取り方でいかようにもなるってお話)

イメージ戦略も大事にしていくべきか・社民党さん、共産党さん、もチット華やかさを取り入れませんか?・・そして九条の会のイベントも・・一体いま、誰に対して一番訴えないといけないのか・・そのために必要な事って、実はわたしら庶民護憲派が一番知っているのかもしれない。

左翼は「ガサツ」ね〜〜野性味あふれてて、かっこいいじゃん。でも、ノンポリ女性にはちいっとばっか濃すぎるかもしれん。ちゅうことで、ここは、ソフト路線で、クールに格好良く護憲を語るブログ募集します。我こそは!!って方TB下さい・・と書けば、「とりあえず」「華氏451度」「喜八ブログ」「BLOG BLUES」あたりが我こそは!!!って名乗りを上げてくれるかな?他にも格好良く護憲語ってる(もしくは語りたい)お方、TB下さいな。

え、護憲票のためになら何でもするのかって?
うん・・すると思う。いけないかい? 

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