2006年01月27日
目からうろこの憲法〜伊藤真さん
こびとさんが昨日のコメント欄で教えてくださっている「高校生からわかる日本国憲法の論点」一連のマスコミ大騒動がなければもっと早くに取り上げようと思ってたのですが、週末だし、そろそろ表に出してこようっと(^^)実は伊藤真さんの講演会に行って来たのでした、お気づきの方もおられたかもしれないけれど、先日書きました「知ってる?憲法と法律の違い」はこの方に教えて頂いたことです。。
法学教育の世界でこの人が異端の存在だと言うことをお玉は最近まで知りませんでした。
確かに大学の法学部から見れば法律家を育てる塾なんて、一段低く見られるのかもしれません。(伊藤氏は法科大学院の教員資格をもらえなかったらしい・・・)ただ、伊藤氏は法律の実務家を養成する教育機関を自負されていて、単に受験テクニックだけを教える塾ではないようです。
お玉は大学の先生が書かれた憲法の本も手にとってますけど・・・
非常に申し訳ないですが、たいていのものは超!難しいです。その大きな原因は自覚のあるなしにかかわらず、こういう方々の目線が常に私たち一般の者より高い位置にあるからだと思われます。お偉い方がこれくらいはわかって当然と思われている事すら???なのがお玉なんぞの現状でして・・いつも言っておりますように、よくもまあ!これで「護憲」を語るよな、状態です・・はい・・
いまお玉が心配しているのは憲法改正を訴える方々が「じゃあ、どうして九条を守らないといけないの?」と突っ込まれたときに、お玉のような方々のどのくらいがきちんと護憲について答えられるのだろうかと言うことです。お玉自身、不安があります。「駄目なものは駄目」な訳ですが、それで改憲されないほど甘いものでないことは百も承知してます。
伊藤さんのお話は、そういうお玉たちにとって「わかりやすく」「丁寧な」解説で、護憲ではなく「憲法について」話してくださいました。
また、伊藤さんの講演の中でお玉が一番心惹かれたのは、彼が「弱者の立場」に立って憲法の本質を語ってくださっているところでした。
イマジネーションを働かせないと米軍基地の近くにお住まいの方たちのつらさはわからない。新聞で「落下傘部隊の演習で住民が反対している」という記事を読んで、なんで、たかが人間がパラシュートで空から降りてくるくらいのことに反対するんだろうと思われたそうです。ところが、実際に聞いてみると落下傘で落とされるのは戦車であったり、大きな荷物であったり・・それが落下地点以外の様々なところに落とされることによって、引き起こされる被害については新聞は何も報道しない。
憲法とは弱者の立場が強者に守らせるもの。なので、「普通に」暮らせる、教育を受けられる、ご飯が食べられる、健康である人はとてもイメージしにくいと教えて頂きました。
これからしばらく伊藤真さんの「高校生からわかる 日本国憲法の論点」よりお玉にわかったことをお話ししていこうと思います。
今週のマガジン九条の「伊藤真のけんぽう手習い塾」もぜひご覧ください。
お玉、平和主義者のキュウちゃん派(護憲派)同志を増やすべく人気ブログランキングにエントリーしてます。(^^)
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント
司法試験塾は伊藤塾に限らず、LECもWセミナーも教授の受けはあまりよくありません。ただ、最近は教授によっては「予備校で勉強するのも手だよ」と応援してくださります。
教授の教科書は難しいですよね。私は憲法は樋口陽一先生の本(何故か教科書指定が芦辺本ではなかったのです)を持っていますが、一年のときは一切開かなかったです。最近やっと使えるようになりましたが。読み出してみると、一人の先生が一貫してご自分の見解にそって書かれていますので、筋が通っていて論理の流れをつかむのには予備校本よりGOODです。
>真さん(私達は勝手にこうお呼びしています。)の塾で勉強しています
そうだったのですか!お玉、実はこの記事書くのに結構勇気出してるもので、ものすごくうれしいです。ぜひぜひ今後もお気づきのことがあればコメントお願いします〜〜<(_ _)>
教授の教科書・・まではとても手を出せませんが、いくつか読ませて頂いた(名前は出せませんが)新書ですら、素人に理解するのは無理だよなあ・・・とため息が出ちゃいます。樋口陽一先生の本はまだみてないかな。今度探してみようっと。
私の場合、憲法の知識は概ね樋口陽一の著書からで、私のほとんどの憲法の記事に影響がはいっています。いくつかの名文句もあちこちでぱくって書いてます(いつものことながら底が浅い)。リベラルという点からは奥平、杉原、浦部先生もすばらしいです。樋口、杉原両先生はちょっとフランス革命論の勉強になってしまうところがあり、奥平先生はジャーナリスティックな部分があります。おたまさんの方向性からは、浦部先生が一番お薦めかなあ。
いずれにせよ憲法の連載楽しみにしています。
さすがあ!!よくお勉強されてますね。ジャン・ジャック・ルソーあたりが出てきた時点で白旗振ってたんですがさすがに最近はそういう訳にもいかず、いろいろ読んでます・・・樋口先生浦辺先生どちらも横目でいつも実ながら逃避してたんですけど・・やっぱ、駄目ね・・うう・・がんばって読むけluxemburgさんに教わるのが一番良かったりして・・これからもいろいろ教えてね!ね!<(_ _)>
TBさせていただきました。
発刊と同時にこの本読みましたが面白いですよね。
私は個人的には浦部先生の本(特に「憲法学教室」)が一番好きですが、辻村みよ子先生のフランス憲法からのアプローチもなかなか乙かな、と。
これからも宜しくお願いします。
お高く分厚い本はなるべく避けて通ろうと(^_^;)してたのですが、luxemburgさんも紹介してくださってますし、購入しました。
浦辺先生の「憲法学教室」・・古本で半値だったモンね〜〜!今後ともいろいろ教えてくださいませ。<(_ _)>


















