2006年03月08日
改憲派だって今憲法を変えるのはとても不本意なはずだと思います。
お玉はここ数日、護憲派も自衛隊や軍事について知らないといけないと書いてます。勿論北朝鮮の核開発や中国の軍拡を「聞いてないフリ」をしてはいけないと思います。知っているけど、それでも護憲なのは何で?という視点で考えてみないと、説得力がないことも多いから。(これについてはまた別にエントリーするつもりです。)
それと共に・・改憲派の方にも日本国憲法と自民党の新憲法草案について知ってほしいです。新憲法草案は単に自衛隊を他国の国際協力という名の派兵を可能にするだけではありません。
お玉がいつも言っている国民が国家に守らせるもの、国家が守るのが憲法であるお話がなくなってしまう、今なら何かあれば首相は必ず国会で答弁しないといけないけど、その責任が場合によってはなくなってしまう、自分の住んでるところに勝手に何かを(空港とかゴミ収集施設とか軍の基地とか、原発とか)国が作れるようになってしまう(今なら住民投票をしてますよね)そんな憲法です。
それと、アメリカが日本に求めている役割についても知ってほしい。これは小林よしのりの「ワシズム」最新刊が非常に詳しいよ。なんでお玉は護憲なのにこれを読む・・と突っ込まんといてね。(^_^;)マスコミがアメリカの年次改革要望書のことをなんで取り上げないのかって、非常に厳しく書いておいでです。(まあ、お玉に言わせりゃあ、じゃあ、あんたは去年の夏に何でこれを書かなかったんだって突っ込みたいですが・・)彼の願う「国家のあり方」「伝統国益を守る愛国心」からどんどん遠ざかっていく小泉政権の矛盾に疑問を呈してます。
ここからお玉が書くことは・・ちょっと危険かもしれません。平和主義者の方々には受け入れてもらえないかもしれない。
改憲派と護憲派では遠い将来の目的はたぶん大きく違うと思います。かたや日本独自の「軍」を持って、世界に誇れる文化伝統を守り、愛国心ある日本にしたい。
こなた自衛隊をなくし、世界に誇れる「九条」をもつ平和な国日本、他国に戦争をやめることを胸を張って言える日本にしたい。・・・・これは相容れないでしょう。
ただ、非常に目先のここ数年以内に必ずくる国民投票の時。
小泉政権及びその息のかかった中での改憲へのおおきな不安は気持ちを同じくできるのではないでしょうか?アメリカの言いなりで自衛軍を派遣する事は決して国際貢献ではないです。今後の戦争において、アメリカが間違った選択をしても今の日本は決してNOと言うことは出来ないでしょう。小泉政権下では、日本独自の「国益や伝統や国民を守ること」のためではなく「アメリカと日本経済界の偉いさんの利益」のために日本は自衛隊を出せるようになります。そしてこの後、たぶん考えを同じくしている民主党の前原さんともタッグを組んで、改憲の方向を固めてくるでしょう。。。。
お玉は、普段はあまり「結論ありき」のような記事やコメントを書かないようにしてているつもりです。皆さんのご意見をコメント欄でたくさん聞きたいから。でも、今日書いているようなお話が(というか、ここまで露骨に書いてるところが)見あたらないので・・ここ一週間ほど、考えながら毎日記事を書いてきました。
一歩間違えば、護憲派対改憲派でもめてしまう内容かもしれないけど、どうしたら今改憲することのまずさを分って頂けるのか、いろいろ考えた末のお玉の「結論」です。なんとか、「何となく今改憲でも良い人たち」を減らすために考えました・・・・
お玉、とにかく今は「自民党の改憲に反対だぞ」という同志を増やすべく人気ブログランキングにエントリーしてます。
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この記事へのコメント
こんな事言うと、お玉さん不本意でガッカリするかもだけど、今日のお玉さんカッコよかった。
「何となくの人を減らす」
賛成!大賛成!
初めてここを訪れた時から考えると、随分「お玉の立ち位置」に近づいてきてるのか?とふと思いました。地元の普通のおじさん・おばさん達が「九条の会」結成とかに動き出したのみて頼もしく思ったりしてるし。
とりあえず、こういう状況での改憲は絶対反対。最後に見る夢は僕にはまだハッキリとは見えないけれど、同志ですよん。
何となくを減らすために、いつも本気の素楽でした。
とにかく今の状況での改憲には絶対反対です。このたびの改憲は単に自衛権を認めるか否かという問題ではない、もっと大きな問題だと思います。日本国内だけの問題ではなく、世界に影響を及ぼす問題だと思います。在日米軍再編をめぐり地元との調整が難航していることを受け、政府が最終報告前の関係自治体の同意取り付けを事実上断念する方針を固めたということが本日沖縄の地方紙で報じられたそうです。憲法改正する前からこれだあ・・・。
随分大胆なエントリーですね。
お玉さんもご存じのとおり、あいかわらず改憲派な自分ですが、ついつい応援したくなっちゃいました。
他人の主義主張を変化させるのは、並みの言葉では難しいとは思いますが、頑張ってほしいです。
護憲しつつも、護憲によるデメリットが軽減されるような意見があれば、わかりあえると思いますよ。
素晴らしいエントリーだったので、おもわずわがまま言っちゃいました。 ごめんなさい。
>改憲派と護憲派では遠い将来の目的はたぶん大きく違うと思います。
とおしゃってますが私はそうは思えないです。
今の日本で
「平和は好きですか?」
と聞いて回れば95%以上YESと答えるでしょう。
問題はその過程です。9条を変えた方が平和が守れると考える人が改憲派となり、変えない方が平和を守れると考える方は護憲派に回るでしょう。改憲派と護憲派なんてそれだけの差でしかないと思いますよ。双方メリットデメリットがあり、ベターな方を選ぶだけです。
ちなみに、私は今回の自民党案はデメリットが大きすぎると思うので、護憲派に回ります。
バイリニアさん;
護憲派VS改憲派について、あなたの言われることはよくわかります(初めて意見が一致したかな?)。改憲派が「戦争好き」というわけではない。多くの改憲派は、「平和を守るために」集団自衛権を認めた方がよい、自衛隊の位置づけももっとはっきりさせた方がいい、と思っているのでしょう。「平和の守り方」に関する考え方の違いですね。
私も思います、世界の軍事状況や自衛隊が、今どのように進んでいるのか。知る必要があると思います。
お玉さん頑張れ。!
安全保障とは何か―脱・幻想の危機管理論
平凡社新書 (004)江畑 謙介 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582850049/qid=1141828503/sr=1-8/ref=sr_1_10_8/250-0642256-1882609
日本の事情(地政学的見地、エネルギー事情など)にもとづいて軍事評論家からみた日本の安全保障が平易に解説してありますからおすすめします。>護憲派にも、改憲派にも。
私は、現在は護憲派かな?というか条件付き改憲派ですね。元々、軍事から政治に興味が移った人間として、どうも現在の自民党の草案も護憲も少し疑問なんです。そういった意味で、もっと憲法は勉強したいと思っています。
私は今のところは護憲派ですが、まだまだ「イメージ」だけで動いている部分が多く、勉強が足りないと感じています。
しかし、支持する方法論がこの先変わっていこうとも、「どうすればこの国の、ひいては世界の平和を維持できるか」を真剣に考える気持ちに変わりはありません。
考えるきっかけを大いに与えていただき、ありがとうございます。
始めまして。ご意見に共感です。
>ただ、非常に目先のここ数年以内に必ずくる国民投票の時。
その通りだと思います。まず間違いなく政権与党が出してくる憲法改正案に、私たちは賛成か反対かの二者択一の意思表示をすることしか許されませんからね。けれど逆に二者択一の意思表示しかできないからこそ、いろいろな立場の人との接点が見出せるのではないでしょうか。
今、私は自分の住む小さな町で「九条の会」の活動をしていたりしますが、小さな町のささやかな集まりでもそれぞれ意見が違っていて、その違いを議論し出すとまとまらないんです。でも「戦争はイヤ」から出発して「現時点での改憲には反対」というところではまとまります。そして、そこから出た結論は「なんとなく改憲賛成の人たちにアプローチしよう」でした。
周りにいる人達に「拒否反応起こさせずにどう伝えるか」これ、今の私の課題です。
昔「改憲派」とおっしゃっていた素楽さんが「護憲」だと言ってくださったり、改憲派の斉藤さんがエールをくださったり、とても元気が出てきました。こびとさんのおっしゃる改憲は世界に影響を与える問題であるという認識もたぶんほとんどの人は考えたこともないでしょうね。
tarakoさん、江畑さんの本の紹介ありがと。
紅葉さん、実生活では私はたぶんあなたに近い立場にいると思います。これからもいろいろなご意見や体験をお話しください。
>けれど逆に二者択一の意思表示しかできないからこそ、いろいろな立場の人との接点が見出せるのではないでしょうか。
お玉もそう思います。案外、あの丸か×かは改憲阻止に役立つかもしれない。ただし、そのためにはきっちり改憲の意味を知ってもらわないといけないけれど・・私も地元の九条の会におります。お互いがんばりましょう!!
>周りにいる人達に「拒否反応起こさせずにどう伝えるか」これ、今の私の課題です
お玉の今日のエントリーにも書きましたが、実生活でどのように伝えていけるのかが、ものすごく大切ですよね。まだまだ「護憲」というだけで、別世界の人のように見られているのがお玉の実生活での現状です。(T_T)
みんな、がんばろう!!!
>国民の大半は、護憲、改憲という、意味すらわからないでいる
国民投票の意味も分ってないかもしれない・・国民にあんまりものを考えさせずにどさくさで決められちゃったら、たまったモンじゃあないですよね。地道にみんなに分ってもらう努力を続けていきましょうね。
反論覚悟で申し上げますと、ぶっちゃけた話、護憲派の衰退の理由は、そういうタイプの人が多いからなのではないかと思うのです。(かつての私自身への反省を含め)
改憲派の人に「本当に改憲でいいのか?なぜ改憲したいのか?」と問い直すことも必要でしょうが、同様に護憲派の人にも「なぜ護憲を唱えるのか?」をあらためて問い直す必要もあると考えます。
でもそれと共護憲への導入部分をどうやったら広く国民の皆さんに分って頂けるのかも大きな課題です。紅葉さんも、どうかこれから一緒に考えていってくださいね。
僕も改憲派ですが、「改憲は民主化してから」
と前から主張しています。
私も紅葉さんと同じような見方をしています。「何となく」派は、ちょっと別の見方を提供されれば、あっという間に転向してしまいかねません。
ですので今回の改憲議論は、ある意味、日本国民が日本国憲法への理解を深め、この憲法の真の意味を見直すチャンスともいえます。
そうした議論・検証を経て、日本がより憲法の理念を活かす方向に転換する機会になってくれれば最高なんだけどなと思っています。

















