2006年03月18日
立憲主義を支えるために声を上げ続ける
昨日の続きです
Looperさんがお書きでしたが、立川以外にも事件はありますし、
実はこんな事件も友人から(kさまありがとう<(_ _)>)教えて頂きました。
http://jaga.way-nifty.com/dugong/2005/11/1118_dfad.html#trackback
http://www.nipponzanmyohoji.org/tenku.htm
これまたいつものごとくほとんど報道されてません。みなさん知ってましたか?
さて、斉藤さんのコメントに正論を感じながらもごちゃごちゃとお玉がいっている理由・・・あります。
実はある憲法に詳しい方(Pさま感謝です<(_ _)>)にお話を聞く機会がありました。
その方は、立川の事件は、純粋の法律問題としては、微妙なところがあり、表現
の自由の優越的地位を前提にしても、被告人達は、ちょっとやり過ぎだろうとも
思う、と前置きした上で、個人的な感想として、この種の訴追に対しては、最終
的には有罪判決もやむをえないものと理解するかどうかはともかくとして、勾留
が長期に渡ったこともあり、メディアからも社会からも、疑問の声がもっと沸き
起こって当然で、そういう社会的雰囲気(エートスといってもよい)が、最終的
には立憲主義を支えていくのではないか、と仰っていました。
立川の事件に引っかかりを持つ人はみんな、判決を鵜呑みにせず(今回のことが配った側に問題があり不当な判決と言えなかったとしてもです)疑問や不安を呈することが、「言論の自由や人権を守らなければいけない」と国に向かって言い続ける事へつながっているとお玉も思いました。
あ、かぜさんもお知らせくださった 法学館憲法研究所は優れものです。伊藤真さん初め心強い方々ばっかりです。(なんて書くとまたまた偏ってるとか言われるんでしょうけど)
お玉、とにかく今は「自民党の改憲(新憲法草案)に反対だぞ」という同志を増やすべく人気ブログランキングにエントリーしてます。
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この記事へのコメント
異論を呈してばかりで恐縮なのですが、自衛隊員やそのご家族の事も考えてみて下さい。彼らだって、自分の職業に誇りを持っているのに、その官舎に「人殺し」というビラを入れられ続けたら、大変な精神的苦痛であり、憲法13条の幸福追求権(プライバシー)を蹂躙していると思います。
ビラ配りが憲法21条で保障される重大な権利だとしても、同じく精神的自由権であるプライバシー権を犠牲にしてまで保障して良いものではありません。
沖縄の事件についてですが、不当逮捕であるか否かについて十分な検証がなされていない現時点では何とも言えません。ただ、警察は目撃者も居ると主張していますから、目撃証言とその信憑性次第では無いでしょうか?
うぐぅ さま
「自衛隊は人殺し」と書かれたビラはどこに資料としてありましたか?アドレス等お教えください。
http://homepage2.nifty.com/osawa-yutaka/heiwa-iraku-dannatu-hanketu.htm
いろいろ調べていたのですね。お疲れさまでした。
おかげで仰っている事の意味がちょっとわかった気がします。
お玉さんは、
検察(国家権力)vs表現の自由
ってゆう見方なんですね?
そうゆう事なら、ほぼ間違いなく『無罪』であるべきだと思います。
自分は、
住民vsビラ配りの方達
で見ていたので「何も悪い事してない住民の権利が軽視されるのはおかしい」と思っているのです。
確かに、取り調べの過程で疑問を感じる部分はありますね。
だからといって、住民と検察を混同してしまっては、住民の人権は侵害されてしまいます。
他者の権利に配慮しながら『声をあげる』方法を考えなければならないですね。
昨日の議論にはなにか釈然としないものがありました。そもそも問題はたてまえの法解釈ではなく、現実どう扱われているのかなのに、論点がずれていたように思います。ピザ屋がやってるんだからいいじゃないか、と言っているわけでもないのですよね。
うぎゅさんのコメントでビラに自衛隊員を人殺し呼ばわりしてあったと読んだときにはそんな凶暴な内容なら逮捕されてもしかたないかと思いましたが、、判決文を読んだところ、「殺すのも・殺されるのもいやだといおう」でした。ずいぶんイメージが違います。
検索したらこんな記事がありました。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-09-15/2005091503_01_2.html
大変失礼いたしました。
「人殺しというビラ」というようなことを書いていた方がいらっしゃいましたが、ヘリオトロープの小部屋さんの指摘にあった「殺すのも殺されるのもいやだと言おう」というビラの言い方はむしろたいへんにていねいです。脅迫的なイメージさえある「人殺しというビラ」とこれを表現するのにはかなり無理があると考えます。
別の言い方をしてみます。
お玉さんが自分とは正反対の意見をこのブログで見て、お玉さんがそれを精神的苦痛と感じたら、その意見を表明した人が75日拘留されることに賛成の方はいらっしゃいますか?
たしかにビラの内容を悪意(?)のこもった省略の仕方でうったえるのはミスリードですね。警察、検察の動きに、疑問がのこることも事実です。
村野瀬さんは、お玉さんが、ブログ運営上適切でないコメントを削除したり別の場所に移す事を「表現の自由」を侵害しているという考えですか?
自分は、このブログの主権者はお玉さんだと思うので、お玉さんがよく言う「ここはお玉のブログです」という一言を支持しています。
住民は、ビラ配る人(住民にとってはアラシ行為をする人)を自分の力で削除できなかったので、通報するのは当然の権利のように思います。
国家権力の不適切な対応を訴えるのなら、住民の人権に配慮がなかった事も認めなくては多数の支持はえられないように感じます。
まずは「人殺し」についてですが、該当のビラには直接的な表現は無い。
ですが事件前の「立川テント村」が住民に対してDMなどで配布していた月間新聞なりアジビラなりについてはどうでしょうか?
伝聞ですからこうだとは言えませんが、デモや街頭でのシュプレヒコールも含めかなり過激な内容もあったと聞いています。
本来の私はあったとする側が一次情報を提示するべきであるというスタンスですので、「こうじゃないのか!」と主張することはしませんが、実体はどうだったのでしょうか?
体制による恣意的な法運用であるとするのか、公の為に働く親の姿勢を曲解させる悪しき迷惑行為に過ぎないのか、
この件についてマスコミ報道や前者であると訴える者について、被害者の視点が欠けていた(いる)のは事実です。
いま表現の自由を手放したら、改憲派の方も、護憲派の方も次の世代に北朝鮮のような政治体制を残すことになると思います。
大切な問題です、よく考えましょう。
なんといっても、自由に議論できる、こんなことを書いたら私も公安に狙われるのではないか、と不安にならずに発言できる、そういう国であることが大切だと思います。
かぜさんが書かれたとおりだと思います。
悪意のある省略でしょうか?死に神とか書いてあったようですが。
http://redflag.exblog.jp/2137489
それから、こちらを読む限りビラ配布禁止の掲示も、警告も行われているようです。ビラ配布がやりにくくなるとの事ですが、相手が「止めてくれ」と意思表示したら配布を遠慮すれば済む話ではないでしょうか?
逮捕・拘留のあとパワーアップして帰って来た人がいます。
大阪の戸田ひさよし(議員)さんです→http://www.hige-toda.com/
憲法問題とは少し違うかもしれませんけれどご覧下さい。
皆さんの議論や資料を拝見しながら世の見方を深めています。すぐりさんの「公判記録」も拝見しました。前向きにまいりましょう。
大事な講演会やイベントでずっと出ておりました。
超お疲れモードでして・・とりあえずお礼だけ<(_ _)>大事なご意見一杯で感謝です。
ここでは斎藤誠さんにお答え。おっしゃりたいことはある程度わかります。被告の過失は全くのゼロではなかった、ということまで認めるとします。
しかし、「自衛隊の家族の人権」と言ってもビラが批判した対象は特定の自衛隊員個人ではないでしょう。被告側弁護士の弁論を引用するなら、自衛隊イラク派兵という政府の行為による「立憲主義」「法の支配」の破壊に抗して、また法の根拠なしにイラクに派兵されるおそれのある自衛隊員及びその家族に対して、「イラクに行くな、殺すな、殺されるな」と呼びかけ、イラク派兵の問題点を投げかけたものですから、これを自衛隊員の家族の人権に結びつけることには無理があると思います。
引き続き考え続けますけれども、今晩は寝ます...。
住民に対する人権侵害はなかったという判断でしょうか?
それとも、あったとしても極々軽いもので、住民が我慢するのが当然な範囲だということですか?
いずれにしても、「人権侵害があった」とする高等裁判所の判決を支持している自分とは、認識に差があります。
事実、地裁と高裁でも判決が正反対になってしまうほど、微妙な差なんでしょうね。
いずれは最高裁の判決が出て「住民の権利」のガイドラインが判例として決定する訳ですが、その判決が「無罪」であろうと「有罪」であろうと「表現の自由」が軽視されることはないと思います。
無罪を肯定している方は、そうは思わないかもしれませんが、いくら「表現の自由」に優位性があるとしても、他者の権利を侵害してはいけないのは民主主義の根幹の部分だというのは賛成頂けると思っています。
>ビラが批判した対象は特定の自衛隊員個人ではないでしょう。
ビラの内容だけならそのとおりでしょう。しかし、投函のやり方も含めてだと如何でしょうか?個人の郵便受けに、掲示や住民の抗議を無視し続けて投函行為を継続したことも考えれば、個人攻撃である。と、考えても良いと思います。
「イラクに行くな」と呼びかけることには誰も文句は言っておりません。そんpやり方が嫌がらせになっているから問題なのです。
最後に、自衛隊員にはあなた方と異なった価値観や政治意識を持っている方たちが折られます。その人たちの思想や信条も許容され、共存されることが、立憲主義の理念です。嫌がらせで価値観を押し付ける態度こそファシズムであり、立憲主義を破壊するものです。
お玉さんが行き過ぎとおっしゃった理由も見えてきたように思います。
ただ、この件だけでなく、共産党のビラを配りに行った人の件、木津上人の件などもあるので、警察が行き過ぎることが心配になるわけです。被害届けを被害者に事情を聞く前に用意してあったことなど、「最初に結果ありき」に結びつくのではないか、と不安になるのです。接見禁止の拘留期間が長い(立川は70日)ことも。
至らない内容で恐縮です。
僕は文面もそうですが、住民が回収を求めるくらい執拗に投函してはいけないと思っています。勿論、皆さんは分かっているとは思うのですが。あまりしつこく投函すれば逆効果になります。そして、この件では抗議を受けていた立川の団体は分かっていたと思います。
それから、接見禁止・拘留期間などなど、警察や検察のあり方は一般刑事犯でも同じ批判があります。
> 住民に対する人権侵害はなかったという判断でしょうか?
私は全く無かったとは思っていませんが、有罪とするほどだったかどうかは程度問題なので、裁判所が判断するんでしょう。しかし、今回のケースは、住民からの被害届けも出ていない(警察が後から住民に出させた)、ビラの連絡先には、配布停止の要求は住民からされていない。
このように、正式に止めろと要求すれば止めた可能性はあった状況で、住民からビラ配布が迷惑だから何とかしてくれと警察に連絡があったら、本来警察は何をすべきですか?いきなり逮捕して75日間も拘留することが妥当ですか?
では、警察はなぜいきなり逮捕したのか?私は、ここにこそ、この問題の本質があると思っています。
たとえ、被告に非があったとしてもです。今回の逮捕起訴はおかしいのではないかと言い続けていきたい。誰にですか?それは警察と司法と国家権力にです。そしてそれは「今回のことに限らず」です。それが言論の自由や人権を守ることにつながっていくと思います。ここは揺るぐことはありません。
お返事させて頂きますが、自分は、Looperさんが間違ってるとか、自分が正しいとか言うつもりは無いので、それを前提に読んで頂ければ嬉しいです。長いので我慢して下さい。
ビラの連絡先に配布停止の要求が正式になかったのは問題ないように思います。
ビラ配った本人に直接口頭で言ってるわけですから…
住民は直接言っても聞き入れて貰えなかった時点で正式に要求すれば止める可能性があったとは考えなくても仕方がないんじゃないでしょうか?
そもそも、再三の注意にもかかわらず何度もビラ配りにくる事も、正式な行動とは思えませんし。
只のいやがらせと解釈されても仕方がないですよね?
よって、困った住民が警察に通報したことも非があるとは思えないです。
次に、警察の対応ですが、自分も疑問を感じる部分はあります(と、以前のコメントでも言ってます)
つづく
自分の感じた印象では、警察にはなにがなんでも逮捕するよう指示があったように思います(誰が見てもそのまんまですが)
拘留期間の長さや家宅捜索等も明確な根拠を示してませんね。
違法捜査を疑われても仕方がありません。
では何故有罪を支持するかというと…
違法の疑いのある方法でビラを配り続け、他者の人権に配慮せずに自分達の権利だけを主張した被告と、
違法の疑いのある逮捕や捜査をした警察(検察)の板挟みにされた、住民の人権を守るには、有罪判決しかないと考えているからです。
異論はあるとは思いますが、自分の考えは以上であり、この考えが法的に通用するかはわかりませんが、高裁で一度有罪判決がでていることから、そう的外れな意見ではないと思っています。
それを批判するつもりはありませんが、いずれにしろ、自由と平和の戦いのために、他者の人権を侵害するのは本末転倒ではないでしょうか?
以上です。長くてすみませんでした。
お玉さん
一方的に持論を垂れ流してしまいました。
不都合がありましたら、削除&出禁コールおねがいします。
斉藤さんのコメントはLooperさんのコメントに答える形のもので、持論の押しつけではないですよ。
あなたを削除&出禁コールなんかしたら、お玉のブログの「らしさ」がなくなってしまいます。
-ウィキペディアの記事(総論)
-テント村のビラ(日付が2004.01.17のもの)
-地裁判決要旨
-高裁判決要旨
-人権団体、法学者などの声明
-被告弁護側のコメント
-いろいろな新聞の社説のレヴュー
これらをコンピュータの画面上で読むのは目につらいので、印刷してから読もうと思います。(A4で80ページ以上!!)そのうえで改めて意見を書きます。お玉さん、よろしいでしょうか?
「復興支援は強盗の手伝い」「殺すも殺されるも自衛官です」「その地域の住民にとって、自衛隊は死に神になります」という記載のあったビラを全文読めるところがあればお教えいただけますか?
読むべき資料がほかにあるとお思いの方は、ソースのURLなどお教えいただければ幸いです。
これら全部読んだ後で、私のコメントにコメントした方々へのお返事も含めた私の再コメントを書きたいと思います。ちょっと時間がかかるかもしれませんが、お玉さん、皆さま、よろしくお願いします。
管理人の能力を遙かに超えてますが、今後の参考にもなると思いますので、ここで存分にどうぞ。ただ、すべての皆さんが納得できる結果を導けるとはお玉も思っておりません。どうかご無理なきように・・・・
もう、ここを覗かれている方はおわかりかと思いますが、「論破」とか「やり込める」事を目的にここへコメントする事は誰にもできません。ご意見はどうぞご自由に・・ただし村瀬さんや斉藤さんほかの皆様のように真摯な態度でお願い致します。<(_ _)>
このコメント欄を使って一大論文を発表するつもりはありません^^;
このブログに書かれたみなさんのコメントももう一度読んで、それ以外にできるだけ多くの資料や見解にあたってみて、私なりのきちんとした結論を出したいという気持ちによるものです。その成果(と呼べるのなら)が出て、みなさんに読んでもらいたいと思ったら、なるべくコンパクトに書くつもりです。
これは皆さんへのお願いなのですが、高裁の有罪判決を支持する意見、あるいは、地裁の無罪判決を批判する意見がかなりの量でまとめて読めるところがありましたらどうか教えてください。
ただ、一審地裁判決では、「(...)などといささか過激な表現も見受けられる。だが、そうした表現はすべて自衛隊のイラク派遣を非難する文脈で用いられており、個々の自衛官や家族に対する誹謗、中傷や、(...)危害を加える、暴動を起こすなどといった脅迫的言辞は一切見られない。また、受領者の応答を強いるものでもない。このように、上記各ビラに記載された見解自体は、暴力や破壊活動といった違法行為を指向するいわゆる危険思想ではなく、一つの政治的意見として捉えられるべきものである」と論じられているので、ビラ全体はまっとうなトーンの主張と推測できる、ということでしょうか。
あっ、まだまだ資料全部読み終わってませんが、少しずつ進んでます^^

















