武装解除を取り上げます・・と書いたところ、ヘリオトロープの小部屋さんからTBを頂きました。彼女の「武装解除」のエントリー記事見て、まとめ方のすばらしさに、お玉はあらすじ書くのはやめます(^^;)とりあえず、彼女のところを読んできてくださいませ。m(_ _)m(なんちゅうブロガーだ〜〜!)お陰ですぐに本題に入れて嬉しいよん。
筆者の伊勢崎さんは東チモール、シエラレオネ、アフガニスタンで紛争処理を指揮、国連平和維持活動の現場に日本を介さず直接たずさわってきた人です。
それだけに彼の語る「平和」や「人道援助」にはきれい事の入る隙がありません。
唯一の被爆国である日本は、啓蒙的な平和主義を、未来永劫発信し続けなければならない。しかし、広島・長崎のメッセージだけでは、局地的な紛争予防に直接的な効力はないことも認識する必要がある。紛争を起す動機や、時に愛国心や民族主義を装った人間のエゴは、常に倫理を超えたところにあり、紛争解決とは、敵勢力間の利害調整以外の何者でもない。
日本に置いて、中立的な武装介入を含めて紛争への具体的な行動論が驚くほど貧弱なのは、その議論を進めていくと自衛隊の問題に行き着くことへのおそれからなのか。核心の議論からわざと焦点をそらすメカニズムがはたらいているとしか思えない。我々の平和主義はただ傍観することなのか。しかし、日本国憲法の前文は、傍観平和主義よりずっと積極的な「行動平和主義」を示唆していると思う。
と護憲派にはちょっと耳の痛いことも書いてます。日本国憲法の前文は「自国のことにのみ専念して他国を無視してはならない」と言ってるのだから日本自体の安全保障に関わる問題以外もアフリカなどの局地的な紛争にも、積極的に関わり、それを名誉と据え日本の国益にせよ。とも取れると解釈してます。
紛争解決に何をするのか、良くお金だけ出して、兵士は出さないと国外で批判されていると言われてますが、現場の最前線では逆にとても感謝されていると筆者は受け取ってます。そして、大金払っているからこそ口をだしても良いのに、日本は今までそうではなく、お金しか出さないことに卑下していることに純粋な国際貢献とは別の政治的な意図が見え隠れすると言ってます。
じゃあ、紛争解決に何をするのか、
それは「国連平和維持活動」これに命をかける。でも「アレ」はやらないと強い外交姿勢で臨むことを提案してます。ん、アレって何か?アレとは軍事同盟による海外派兵・・・
日本はもちろん、独自判断で海外での軍事行動はしてはいけない。最良のパートナーが必要だが、国連は完全ではなくても、米国よりは客観的で公正である。海外派兵をするかどうかが、ねじ曲がった国粋主義者に利用されないためにも、自衛隊を積極的に海外で「平和利用」し、かつ、軍事同盟での利用の道を閉ざす そうした土俵での憲法論議ができないだろうか
アフガニスタンでODA大網違反を確信犯的にやらかして(伊勢崎さんの責任でやったそうです)、日本の国民の血税で買ったトラックに大砲を牽引させたり、抵抗勢力からのテロに怯えながら相手国の国防省の人事にまで内政干渉して非武装の軍事監視団を主導した「日本の実績」を生かして、日本ならではの軍事的貢献を極めたいと彼は言ってます。
ここまで読んで、お玉が筆者を条件付き「改憲論者」でしょうと思ったら、一番最後に・・今の政治状況、それをチェックするはずの反体制勢力も骨抜きになっていること、日本の外交能力、大本営化したジャーナリズムなど全体としての「軍の平和利用能力」をみたとき、憲法九条を愚かな政治判断へのブレーキとして期待するしかないのではないかと言ってくれてます。
彼のこの本での最後の一文です。
敢えて言う。現在の日本国憲法の前文と第九条は、一句一文たりとも変えてはならない。
かっこいい・・
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か。
















現場での体験からの言葉は、説得力がありますね。
ヘリオトロープさんのところも読みました。
日本として、やるべきことそして自衛たちの位置づけが具体的に見えてきたという感じですね。
平和憲法の価値をまた再認識させられました。
本のご紹介を、ありがとうございました。