2006年08月27日
小泉靖国問題・おフランスの反応
フランス在住の美人マドモワゼルよりフランスの新聞での靖国参拝の記事を
ご紹介頂きました。
http://www.liberation.fr/actualite/monde/198857.FR.php
仏リベラシオン紙 2006年8月16日
日本の小泉が示した愚弄のしぐさ
(ちなみに、この「愚弄のしぐさ」とは、前腕を突き出して上に曲げてその力こぶのところにもう片方の腕を添えるしぐさで、これは勃起した男性器を暗示する下卑た愚弄のしぐさで、普通の場合、こんなしぐさを人前ですることはフランスではたいへんに失礼なこととされます。---訳注)
(日の丸から赤い光が放射状に出ている旗をかかげる白服の軍人姿の男数人が靖国神社の鳥居の前に整列し、その一人は敬礼をしている写真)
靖国愛国神社の戦犯を含む死者に敬意を表して、首相は隣国との緊張を増す
任期終了の一ヶ月前にあたる昨日火曜日の朝、6年連続で、日本の首相小泉純一郎は批判をものともせずに禁断の靖国神社にまたも参拝し、悪魔に敬意を表するのと同じくらいに死者にも敬意を表した。論争の的である日本の愛国主義のメッカにまた祈りに行くことによって、1868年の明治維新から第二次世界大戦までに国のために死んだ200万人の市民と軍人である日本人のかたわらで眠る14名の重要な戦犯にも成り行きで敬意を表していることを小泉は知らないわけではない。なお、靖国神社に祀られている上記の『14人の戦犯』の中には、日本のアジアへの攻撃戦闘の推進の張本人であり、連合軍によって有罪判決を受けて処刑された東条元帥もいる。
皮肉を込めて
「これは、ベルリン、戦争墓地で、ドイツの首相アンゲラ・メルケルが、ナチの親衛隊員の長官や将軍、ゲッベルス、ヒムラー、ロンメルらの墓を含む1世紀前から戦闘で死んだドイツ人の墓に敬意を表するようなものだ」と、歴史家になった元高級官僚は東京で皮肉を込めて語る。10日前、小泉は「いつでも靖国神社に参拝する権利を留保する」と予告していた。昨日の参拝は、日本においてさえも再び、宗教と国家の分離をかかげる日本国憲法への野蛮な毀損のように受け止められていることに変わりはない。最大の挑発である。つまり、これは、小泉が礼服に身を包み、日いずる国の敗戦記念日(1945年8月15日)である8月 15日に靖国に参拝した初めての機会なのである。「(参拝したいという)気持ち(の問題)」と小泉は何度となく言った。2001年に首相に就任してから、靖国に参拝したくてたまらなかったのである。国家主義カードをきることは彼にとって、ここ数年の経済改革によって当惑する自民党の最も保守的な選挙民を確保する一つの手段なのである。
火曜日、すぐさま、アジアの首都からの怒りに満ちた反発が噴出した。過去のファシスト日本から多大な苦しみをこうむり、靖国を「軍国主義的過去を賛美するシンボル」だと見ている中国と韓国は激しく反発した。北京の日本大使はすぐに中国の外務大臣に呼び出されて、きびしい説明を受けた。ソウルでも同様である。日本大使は、韓国の失望を表明するメッセージを受け取った。戦争のさなかにアジアで人々が堪え忍んだ「多大なる苦しみ」という言い訳が小泉の靖国参拝に昨日与えられたが、この言い訳についてはあちこちで「不手際」な行為あるいは同時に「挑発」と受け止められた。疑いもなく、この6度目の参拝は日本と隣国である中国・韓国とのすでにとげとげしい関係に悪影響を及ぼすことになるだろう。
「誤解」を解く
来月小泉の後継者となることがすでに保証されている超保守主義者である日本政府の官房長官、安倍晋三は、緊張を鎮静しようと、「靖国問題について『誤解』を解くために中国に『説明』すべきである」と述べた。しかし、アジアがその言を受け入れるかどうかは定かではない。極右のシンボルであり、たとえば「死者に敬意を表する方法」のような日本の国内問題への「あらゆる干渉」を中国と韓国はやめるべきであると言ってはばからない安倍晋三は、確かに、元戦犯の岸信介の孫にほかならない。彼自身、靖国に定期的に訪れている。「誤解」と2005年10月にニューズウィーク誌は大見出しを表紙にかかげて、「日本にはなぜもはや友がいないのか」という問いについて要約していた。
中国や韓国の反応だけでなく、ヨーロッパ各国の反応、米国の反応、そして日本人の半分は首相の靖国参拝に難色を示している事実をふまえて、行動してもらいたかったなあ・・・よその国が言うから「やめる」とかじゃあなく外交的に判断して、日本政府として、何が日本にとって「国益」なのか、それを考えて行動してきたから8月15日の参拝はしないとか、首相としては参拝しないとか・・って以前は選択をしてきてたのではないのかなあ。中韓の言いなりで・・って言うのは違うと今のお玉ははっきり思えるなあ。
先日来書いてますけど、そのようにいうならば アメリカの出す要望書を丸飲みして、アメリカの国益の為に日本の法律や政策を決めることは・・もっと非難されるべきだよね。ああ、このあたりのこともヨーロッパの国々に取り上げて頂きたい・・
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この記事へのコメント
中国の反日暴動の頃はまだ日本の味方をしてくれていたんですが、その後はもうサッパリでしょ。
そのことをなぜか日本のマスコミは
伝えないですし、小泉さんの「文句を言ってるのは中国と韓国だけだ」との相変わらずの弁をたれ流しています。
しかし、正確にはシンガポールも昔から文句を言っているようですし、欧米諸国政府も単にコメントしていないだけであって、それをあたかも支持してくれているかのように見せるのもね。
世界の政治家の発言や新聞の社説などを、公平に紹介してほしいものです★
左翼新聞と言われるルモンド紙は、違う視点で評論しているようです!!できればそれも、フランス在住の美人マドモワゼルに翻訳していただけませんか?
世界各国の反応、日本共産党のHPとしんぶん赤旗に出てました。
このような動きを日本のメディアが報道しないから、「中韓以外の国が反対していますか」「中韓の言うとおりにはできない」「内政干渉だ」なんて反応が出てしまうんでしょう。
情報の鎖国化現象と大本営発表的タレ流し報道が、国民を誤った方向へ導いていってしまう危険性を危惧するのは愛国者だけだろうか?
普通に靖国参拝に関して、理解の弁を述べていますが。。
また、ベトナムなどは参拝について否定的な発言をしながらも、「韓国のように卑怯な外交手段は用いない」と更に強い批判をしています。
加えて、8月15日の参拝があたかも『国益』に反するような記事にされてますが、どのように『国益』に反しているのか具体的には示されていません。
『国益』を理由にして反対意見を出すのであれば、参拝する事・しない事のメリット、及びデメリットを明確にすべきと考えます。
単に、中国・韓国が批判するから『国益』に反すると言うのでは、『国益』と言う言葉の意味さえわかっているのか疑問に感じますが、いかがでしょうか?
>8月15日の参拝があたかも『国益』に反するような記事にされてますが、どのように『国益』に反しているのか具体的には示されていません。
あれ?でも国益に反すると思うから麻生さんは靖国を非宗教法人にして、A級戦犯を分祀したいのでは?加藤さんも谷垣さんもだから首相参拝には(まして8月15日参拝には)反対なのでは?それともちがうの?
どのように反しているかは・今まで書いてるので、よかったら過去記事読んでください。
#カテゴリー「靖国問題」
各国の反応はちょっとおもしろいからいろいろ集めてみたいです。(日本の新聞に載ったものではなく現地をダイレクトに訳したのがいいなあ・・)という記事をアップしますので、お心ある皆様ご協力を・・
との表現は語弊を招きます。
正確には「『民益=国民益』に反する」と言うべきです。
首相の靖国参拝は、大日本帝国政府と一体になって軍国主義を煽った靖国神社を免罪する効果を齎します。靖国のアジテーションを信じた日本の兵士達は、アジア全域で多くの住民を殺す役割を担わされました。また、現地調達の方針の下、食料の補給もないまま、略奪暴行を重ねた挙句、餓死しました。
靖国は、戦後、その煽動の罪も償わず、今度は、祀り上げた英霊を盾に生き残りました。
そして今、将来の戦争に備え、顕彰機関としての復活を世襲政権と共謀し、再び民衆を戦争に引きずりこもうとしています。今も昔も、「国民の敵は、時の政権にあり」です。
仏メディアが誤った日本報道 大使館が抗議
【パリ=山口昌子】在仏日本大使館はこのほど、18日放映のフランスの国営教育テレビ・フランス5のドキュメンタリー番組「過去の影」や16日発行で「レビジョニスト(歴史見直し論者)による挑発」などと報じた左派系紙リベラシオンに対し、「事実誤認がある」として抗議していたことが23日分かった。
フランス5がホームページ上で紹介した同番組の内容によると、番組では日中間の排他的経済水域(EEZ)の境界線画定問題や小泉純一郎首相の靖国神社参拝問題などを取り上げ、日本で軍国主義が復活しているかのような印象を与える構成になっている。
日本大使館ではこれらの問題の事実誤認を指摘した文書を送ったほか、番組担当者と事前に協議したという。
(つづく)
リベラシオンは16日付の1面トップで首相の靖国神社への参拝写真と「歴史見直し主義者の挑発」との見出しを掲載したほか、2面から4面まで参拝反対の哲学者、加藤周一氏との会見記事を掲載
するなど大特集を組んだ。同紙は18日付でも作家のミカエル・プラザン氏による「歴史の見直しに流れる日本」と題する寄稿文を掲載し、「過去に関する虚偽を増殖させている」と主張。
日本大使館は同紙編集局長宛に抗議文を送ったが、「局長は夏休み中」(同紙)ということで23日現在、返答はない。
(8月23日 産経)
http://www.sankei.co.jp/news/060823/kok068.htm
既に新記事を記載していらっしゃるので、こちらに記載して目にされるか疑問ですが、このまま続けさせていただきます。
まず、麻生・加藤・谷垣3氏が、靖国問題に対しどのように国益に反するか、明確に示したものは、探してみましたが発見できませんでした。どのような意見であったのか教えていただければ幸いです。
また、過去記事に関しては、勿論目を通した上でコメントを入れたのですが、見落としたのかとも考え、見直させていただきました。しかしながら、「どのように国益に反するのか」が明確に表されている記事も、残念ながら見つかりませんでした。
お手数ですが、ご指摘いただけると幸いです。
ただ、印象として「中国・韓国に批判される」=「国益に反する」と漠然と考えてらっしゃるように感じられますが、如何でしょうか?
>侵略や植民地を繰り返しのヨーロッパ
という点についてはもっともです。
ただ、日本がやった時期には、もうそういう悪事はやめようと国際的に取り決められていたのですよ。
中国だって、日清戦争の頃にさかのぼってまで文句を言っているわけではないでしょ。
それに、日本は最終的にファシズムに参加してしまったのです。
ファシズムは人類を破滅へ向かわせる狂気の運動です。
その点を無視して同列に論じることはできません。
そういう「過去の影」を正当化しようとする勢力がそういう国々の中にあることは確かですが、そういう「過去の影」に正面から向き合い、自国の過去を反省し批判的に見ることのできる人々や勢力がその国の中にどれだけいるかが、外国からの批判に胸を張っていられるかどうかの分かれ目です。その意味で、首相自ら過去の影を正当化していると外部からみなされる言動を繰り返す日本は胸を張れない、ということですね。
ただ、印象として「中国・韓国に批判される」=「国益に反する」と漠然と考えてらっしゃるように感じられますが、如何でしょうか?
では、あなたは、現状を見て「国益を本当に増す」とお思いでしょうか?
外国は言葉にしないで静かに日本から引いて行くと思いますけれど。
「ゆきの丞」さん、なんて綺麗なお名前なのにこんな質問は残念です。
横レスすみませんm(.. ..)m
私は「国益を増す」などと一言も申し上げてはおりませんが?
何ら検証もなく、根拠もないまま「国益に反する」と断言している姿勢に疑問を投げかけているのです。
>外国は言葉にしないで静かに日本から引いて行くと思いますけれど。
参拝が行われて5年。具体的にどのように外国が引いていっていますか?対中国の経済交流を例にとっても、成長こそすれ後退はしてるようには見えませんが?
諸外国から孤立化する事を懸念する事自体は、決して悪いとは思いませんが、何ら根拠を示さず、あたかも確定的事項として「国益に反する」理由と述べるのは無理があります。
改めてお伺いしますが、「靖国参拝がどのように国益に反するのか?」是非、ご意見を頂きたく存じます。
「国益に反すること」の論拠をお探しのようですが様々な人が国内外から「靖国反対」と述べていることからすれば論拠探しする以前に感覚で判る必要があるでしょうね。
現に小泉首相はアメリカ議会での演説を「靖国参拝する首相」として親ブッシュの共和党下院外交委員長の反対で取りやめにされています。【どこかのコメントに記載しましたね】
一国の首相が議会での演説の機会を失うことは「国益を損なうこと」だと私は思います。(あなたはどう思います?)
「国益を増すと思う」と質問したことは、あなたが「国益を損なう」ことの証拠探しをしておられるから、きっと「国益」について自信があるのかと思ったからです。
中国にしても、靖国参拝がなければもっと相互交流も増え、経済・人材ともに活発で深い交流が実現したと私は思います。(残念ながら実数で比較はできませんが・・・)
ではでは。
韓国:『A級戦犯が分祀(ぶんし)されても参拝は容認できず、問題解決とはならない〜韓国政府が内部確認』中国:『江沢民が日本に対し歴史問題を永久に圧力として使用することを指示した事が明らかになった』日本国内の参拝否定派の苦労台なしですよね〜
さて、先のフランスのテレビ放送の内容は韓国寄り。竹島は韓国領土だったんだー。日本軍国化って、それを言うならフランスと関係の深い国、中国でしょう。そういえば中国に武器を売り付けたいところでしたっけ。
フランスは靖国を言うのなら、それを問題視している国、中国のチベット、東トルキスタンのことは?韓国のベトナム戦争参加後のベトナム孤児は?また、自国の過去については?全て同じスタンスで扱うべきだと思いますが。それができないのなら靖国を問題視することに驕り、意図を感じてしまいますけど。

















