その船を漕いでゆけお前の手で漕いでゆけ
お前が消えて喜ぶ者にお前のオールをまかせるな

                                      by 中島みゆき

今日の朝日新聞に載ってました。京都のある保育士さんは正規雇用してもらえず、非常勤として働いてるけど、その時給840円で一ヶ月8時半〜5時まで働いて手取りは十万円ちょっと・・・・単身生活保護者の一ヶ月支給額13万円を下回っているそうです。生活保護を受けるより安い賃金で、それでもがんばって働いてる方が今、全国でどんどん増えているそうです。生活保護との整合性を考慮する案もあるけれど、採用されてない。理由は「賃金は事業主の支払い能力や生産性で決る。最低賃金を引き上げて経営が行き詰まれば、雇用維持すらむずかしい」という企業の倫理が壁なんだそうな。そして、政府もそれをヤメさせようとしないから。

こうやって安い賃金で働く労働者(それも何の補償もない形で)は増え続けているのに経済成長が「いざなぎ景気」を超え58ヶ月という長さになっているらしいですね。

お玉にはそんな実感全くないのですが・・・みんなはどう?景気回復したって思います?一体儲った利益ってどこに消えているのでしょうか・・・

 

ここからはお玉が実際に耳にしたお話・・

 格差社会でどんどん底辺に追いやられて身動き取れなくなってる人たちのことを「努力が足りない」とかおっしゃる方が未だにいます。「甘えだ」とおっしゃる方もいます。本当にそうでしょうか。

 保育所に来る親御さんの中にはなかなか子供との会話も持てず、目も合わせず、保育所に預けにきて、夜遅くにむかえにきたときもろくに会話もせず足早に家に帰る・・・月にたった150円の絵本の購読を「そんなことできない、うちの子にいらないことをせずにほっておいてくれ!!」と言う方々がおられるそうです。「自分に使うジュース代の150円は構わないけど、子供のために使う 150円がおしい」

 これは単なる愛情の問題だけじゃあない。このたぐいの話だけで、子育て論や教育を語らないで欲しい(マスコミも含めて)・・・気持ちに「やさしい」余裕が持てないほど、みんな思い詰めて働いているからかもしれない、そして必死に家庭での時間を削って働いてるのに、暮らしが「楽にならない」そんないらだちがあるのかもしれない。

・・・必死で働いて子育てしているシングルマザーの若い友人を見ていて、お玉はそう思った。

でも保育所に子供を預かってもらえた人はまだいいかもしれません。保育所へ預けるための手続きに行くと、「まず、就職活動が先」と言われる・・でも子供を連れてどうやって就職活動をするの?

みんな必死で稼いでる。でもなぜか、豊かな暮らしにはほど遠い。

障害者授産施設で働けば働くほど、なぜかお金を支払わなくてはならない重度障害者の人たち・・・

晴耕雨読さんところの「「規制緩和」という劇薬を、副作用を全く知らせずに投与したのは誰だ!」 の記事を読んで、ああ!やっぱりお金は特権階級にしか流れない仕組みなのね・・と納得。

黙っていたらかわんない・・言い続けて行かなきゃ。

その船を漕いでゆけお前の手で漕いでゆけ
お前が消えて喜ぶ者にお前のオールをまかせるな

 

キリスト者として今を生きるさんから・・

前回のヒューマン・チェーン、こんなに胸にせまる言葉の数々、思いの数々は
新聞、TVでほとんど報道されませんでした。(11.16のヒューマンチェーンの様子はこちらの動画で見られます→ http://vpress.la.coocan.jp/vptv.html )

あさってのヒューマン・チェーンはきちんと伝えられるよう、
今日明日中に、マスメディアに働きかけましょう!

幸い最近出された教育再生会議の「いじめ問題への緊急提言」にマスメディアは一様に懐疑的なコメントをしています。(→ http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/4405383 )
いじめが学校教師と教育基本法のせいだという一時のヒステリックな論調から少し変わってきたように思います。この機会をのがさず、教育問題の根源をもっと考察議論する必要あり、今国会での基本法「改正」は尚早である、というふうにも働きかけられたらと思います。

 

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