まず、前から気になっていたアメリカの徴兵制について。
ウィキペディアの良心的兵役拒否の項目で見つけました
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
選抜徴兵制の国家
アメリカ(18歳から26歳までの男性に対して「Selective Service System」という選抜徴兵登録制度が強制されている。ただし、この制度に基づく徴兵は、ベトナム戦争以来停止されている。ベトナム戦争以来、国民も徴兵に対しては強い反発をもっており、大統領選では、徴兵復活の話題はタブーとなっているが、未だに「Selective Service System」は廃止されておらず、名簿は国防総省で作成され続けている。)
徴兵制復活を争点にしたら選挙が戦えない・・日本政府も同じ事を思っているとお玉は思う。
そして、徴兵制の廃止の理由ですが、ウィキペディアではこのように書いてあります。
また、昨今では主に先進国で徴兵制が廃される傾向が在る様にみえる。これについて「先進国の軍隊では兵器があまりにも複雑化したために、徴兵制が廃止されるのだ」などと言う俗論もある。しかし、これは数年前まで仏独が徴兵制を維持してきた理由を説明できないし、イスラエルが今も国民皆兵の理念の元、世界最優秀とも言われる軍隊を維持していることも説明できない。中華民国も同様である。そもそも米軍が徴兵をやめたのは政治的理由で兵器の複雑化ではないし、第一徴兵制そのものは今でも(法的には)維持されていることを説明できまい。それに海空軍ならいざ知らず、陸軍においては今でも、専門性が高い機械化部隊や特殊部隊の他に巨大な歩兵部隊の存在は大きな力になりうる。実際最近十五年間において徴兵制を廃止した諸国は欧州に集中しており、冷戦終結による平和の配当によるものと解釈すべきであろう。また、平和になり必要兵力量が少なくなれば、社会的負担が大きい徴兵制を廃止したとしても不思議ではない。とはいえ、スイスやスウェーデンなど世界でも最も富裕な国家であり、また周辺すべてが友好国であるにもかかわらず、国民皆兵製を維持している国があることもまた事実ではある。
そうか・・やっぱアメリカが徴兵制をやめた(停止した)大きな理由は政治的要素が大きいのね。そして、ハイテクで戦うのが大きな理由ではないようです。
おい、石破茂さん、ここ読んでますか???先日テレビで「兵器のハイテク化で二年やそこら兵役についたような兵士では役に立たないから徴兵制はないよ」ってな話、してたよね。
さて・・ではアメリカの志願兵はどうやって集められているのか。
まず、本気でアメリカの為に命を投げ出す覚悟で兵役につく優秀な人材・・多分頭脳も明晰な幹部候補生のような人たちのことかなあ?とお玉は思うんだけど・・こういう方がアメリカの軍事を担っているのはお玉も納得するし、軍隊の理想的な形なのだと思う。
ところが反面、いつも言っているように、アメリカの志願兵には「蔭の部分」があって、貧困層がそこから抜け出すために志願する。メリットとして、奨学金や高給、大学進学の優遇などがあるはずだけど、なんか良い文献ご存じの方お教え下さい。m(_ _)m(すみません、知識が半端で・・)
一連のお玉記事
でTB下さった方の中に元自衛官の方がおられまして、この方のブログがなかなかよくわかり、お玉が分かっていたけど書かなかった(忘れていた)話をしてくださっていました。
専門的に訓練された兵士が必要になります。
こうした兵士のクオリティを担保するためには、徴兵制で強制的に兵役に就かせるのではなく、志願制にして入隊試験、というハードルを設け、一定レベルに達している者を採用する方が教育訓練にかかる時間を短縮できる、という面があります。
また、志願制にすれば、危険な任務だから、と辞めるようなこともできなくなります(自衛隊でさえ、入隊するときにする宣誓の中に、みだりに退職しない、という文言があります)。つまり、兵士を軍隊がいくらでも拘束できるわけです。
そうでした・・・大学進学への夢のために、イラク戦争で任務に就き休暇中にカナダに逃げたアメリカ人脱走兵の話をNHKで観ていたにもかかわらず、すっかり忘れておりました。確かベトナム戦争の時は脱走兵の支援カナダは国として取り組んでいたのに、今回のイラク戦争では民間団体、それもほんの少数の人たちによって、脱走兵は守られている・・というような話でしたよね。あの番組に出ていた脱走兵家族はもしも強制送還でアメリカに戻ったら軍法会議にかけられ、どのような重い処罰になるかわからない・・という話でしたが・・今頃どうしているのでしょうか。
徴兵制度がないから安心な訳じゃあない。でもテレビで志願兵話(縛りのきつい話も含め)なんて、してくれたことないよ。石破さん(しつこい?(^^;))
さて、ここまで書いて・・それでももう一度前回もお話しした事を書いておきたいです。
徴兵制問題のみで9条のことを語るのにお玉は反対です。そして、9条のみで憲法改正を語ることも反対です。
お玉の過去のエントリーからもう一度ここに載せたい文章があります。すみません、昨年3月のモノなので、ちょっと古いですが・・・
改憲派だって今憲法を変えるのはとても不本意なはずだと思います。
改憲派の方にも日本国憲法と自民党の新憲法草案について知ってほしいです。新憲法草案は単に自衛隊を他国の国際協力という名の派兵を可能にするだけではありません。
お玉がいつも言っている国民が国家に守らせるもの、国家が守るのが憲法であるお話がなくなってしまう、今なら何かあれば首相は必ず国会で答弁しないといけないけど、その責任が場合によってはなくなってしまう、自分の住んでるところに勝手に何かを(空港とかゴミ収集施設とか軍の基地とか、原発とか)国が作れるようになってしまう(今なら住民投票をしてますよね)そんな憲法です。
それと、アメリカが日本に求めている役割についても知ってほしい。これは小林よしのりの「ワシズム」最新刊が非常に詳しいよ。なんでお玉は護憲なのにこれを読む・・と突っ込まんといてね。(^_^;)マスコミがアメリカの年次改革要望書のことをなんで取り上げないのかって、非常に厳しく書いておいでです。(まあ、お玉に言わせりゃあ、じゃあ、あんたは去年の夏に何でこれを書かなかったんだって突っ込みたいですが・・)彼の願う「国家のあり方」「伝統国益を守る愛国心」からどんどん遠ざかっていく小泉政権の矛盾に疑問を呈してます。
ここからお玉が書くことは・・ちょっと危険かもしれません。平和主義者の方々には受け入れてもらえないかもしれない。
改憲派と護憲派では遠い将来の目的はたぶん大きく違うと思います。かたや日本独自の「軍」を持って、世界に誇れる文化伝統を守り、愛国心ある日本にしたい。
こなた自衛隊をなくし、世界に誇れる「九条」をもつ平和な国日本、他国に戦争をやめることを胸を張って言える日本にしたい。・・・・これは相容れないでしょう。
ただ、非常に目先のここ数年以内に必ずくる国民投票の時。
小泉政権及びその息のかかった中での改憲へのおおきな不安は気持ちを同じくできるのではないでしょうか?アメリカの言いなりで自衛軍を派遣する事は決して国際貢献ではないです。今後の戦争において、アメリカが間違った選択をしても今の日本は決してNOと言うことは出来ないでしょう。小泉政権下では、日本独自の「国益や伝統や国民を守ること」のためではなく「アメリカと日本経済界の偉いさんの利益」のために日本は自衛隊を出せるようになります。そしてこの後、たぶん考えを同じくしている民主党の前原さんともタッグを組んで、改憲の方向を固めてくるでしょう。。。。
お玉がこのブログをはじめたときから守っていることがあります。それは長い文章を余り書かない。言いたいことはお山でも途中で止めておく・・です。
それはここへ偶然に立ち寄った方々にも最後まで読んで欲しいという願いからです。題名だけでここに来られた方は確実に「わかりやすさ」を求めているとお玉は感じます。お玉自身がそうだったから。わかりやすいブログを探し回っていたから・・だから本当は今回みたいに長い記事は書きたくないのですが・・
今だけ来てくださっているであろう約千人(オーバーか)の方に向けて。
うちは護憲ブログです。改憲派の何人かが書いてくださった、お玉のことを「理解はできない相容れない考え方だが、認める」というお言葉に甘えて、後半お玉の護憲論を少しだけ書いてみました。いかがでしょうか・・・・
今の政治ちょっとおかしいよねって実は思っている日本のおかあさんたちを探したくて・・・・お玉、人気ブログランキングに登録してます。でも改憲派や右派の方だってそう思っている人いませんか?お読み頂けましたら、どうか、ポチッとお願い致しますm(_ _)m
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ウィキにはこういう文章もありますが…
>フランス革命で市民による徴兵制度を作り上げたが、近年、軍事技術が複雑化・専門技能化したことにより、1990年代半ばに段階的に徴兵制を廃止した。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%B4%E5%85%B5%E5%88%B6)
どっちが正しいのか、素人には判断付きかねます。
ただ、イスラエルのように、地続きで非友好国に囲まれてる国と、日本のような島国では、事情が異なるのではないか、と思いますよ。
あと、
>他国に戦争をやめることを胸を張って言える日本
今でも、十分に胸を張って言えると思いますよ。
確か、国連で毎年、武器輸出や核兵器を無くす方向でのアピールをしていたと思います。これは、政府としての方針だと思いますが…
ちなみに、毎年反対しているのは、アメリカですが。