2007年08月08日

秋葉広島市長の平和宣言

憲法や平和がテーマだと、読者が減る・・・のは昔から。でも全然かまわない。選挙も終わったし、そろそろ今話すべき事、お玉が今話したい事を続けていきたい。あ、でもポチは励みになりますので。どうか、よろしくお願いします。m(_ _)m

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安倍さん、このまま辞めずに行くのかなあ・・

う〜ん、安倍さん、あんなにうつろで「いっちゃってる」眼をしてて、大丈夫かなあ。

同胞議員にあそこまでいわれてもやめないのか・・

一度身を引けとか、投手交代しろとか・・これって党首に掛けているんでしょうか??>小坂憲次前文部科学相

それでもなおやめない。今の逆風は一時的なモノだと思えている安倍総理って、やっぱし怖いです。彼の心にはきっと身内の言葉ですら届いていないのでしょう・・・ましてや先日の平和宣言がどれ程彼の心に触れる事ができたのかなあ。

 

 さて、先日の秋葉市長の平和宣言です。英訳も手に入りました。特に海外にツテのある方!英訳の平和宣言、どしどしご利用下さい。

 

******************

平 和 宣 言

 運命の夏、8時15分。朝凪(あさなぎ)を破るB−29の爆音。青空に開く「落下傘」。そして閃光(せんこう)、轟音(ごうおん)――静寂――阿鼻(あび)叫喚(きょうかん)。

 落下傘を見た少女たちの眼(まなこ)は焼かれ顔は爛(ただ)れ、助けを求める人々の皮膚は爪から垂れ下がり、髪は天を衝(つ)き、衣服は原形を止めぬほどでした。爆風により潰(つぶ)れた家の下敷になり焼け死んだ人、目の玉や内臓まで飛び出し息絶えた人――辛うじて生き永らえた人々も、死者を羨(うらや)むほどの「地獄」でした。

 14万人もの方々が年内に亡くなり、死を免れた人々もその後、白血病、甲状腺癌(こうじょうせんがん)等、様々な疾病に襲われ、今なお苦しんでいます。

 それだけではありません。ケロイドを疎まれ、仕事や結婚で差別され、深い心の傷はなおのこと理解されず、悩み苦しみ、生きる意味を問う日々が続きました。

 しかし、その中から生れたメッセージは、現在も人類の行く手を照らす一筋の光です。「こんな思いは他の誰にもさせてはならぬ」と、忘れてしまいたい体験を語り続け、三度目の核兵器使用を防いだ被爆者の功績を未来(みらい)永劫(えいごう)忘れてはなりません。

 こうした被爆者の努力にもかかわらず、核即応態勢はそのままに膨大な量の核兵器が備蓄・配備され、核拡散も加速する等、人類は今なお滅亡の危機に瀕
(ひん)しています。時代に遅れた少数の指導者たちが、未だに、力の支配を奉ずる20世紀前半の世界観にしがみつき、地球規模の民主主義を否定するだけでなく、被爆の実相や被爆者のメッセージに背を向けているからです。

 しかし21世紀は、市民の力で問題を解決できる時代です。かつての植民地は独立し、民主的な政治が世界に定着しました。さらに人類は、歴史からの教訓を汲んで、非戦闘員への攻撃や非人道的兵器の使用を禁ずる国際ルールを築き、国連を国際紛争解決の手段として育ててきました。そして今や、市民と共に歩み、悲しみや痛みを共有してきた都市が立ち上がり、人類の叡智(えいち)を基に、市民の声で国際政治を動かそうとしています。

 世界の1698都市が加盟する平和市長会議は、「戦争で最大の被害を受けるのは都市だ」という事実を元に、2020年までの核兵器廃絶を目指して積極的に活動しています。

 我がヒロシマは、全米101都市での原爆展開催や世界の大学での「広島・長崎講座」普及など、被爆体験を世界と共有するための努力を続けています。アメリカの市長たちは「都市を攻撃目標にするな」プロジェクトの先頭に立ち、チェコの市長たちはミサイル防衛に反対しています。ゲルニカ市長は国際政治への倫理の再登場を呼び掛け、イーペル市長は平和市長会議の国際事務局を提供し、ベルギーの市長たちが資金を集める等、世界中の市長たちが市民と共に先導的な取組を展開しています。今年10月には、地球人口の過半数を擁する自治体組織、「都市・自治体連合」総会で、私たちは、人類の意志として核兵器廃絶を呼び掛けます。

 唯一の被爆国である日本国政府には、まず謙虚に被爆の実相と被爆者の哲学を学び、それを世界に広める責任があります。同時に、国際法により核兵器廃絶のため誠実に努力する義務を負う日本国政府は、世界に誇るべき平和法をあるがままに遵守し、米国の時代遅れで誤った政策にははっきり「ノー」と言うべきです。また、「黒い雨降雨地域」や海外の被爆者も含め、平均年齢が74歳を超えた被爆者の実態に即した温かい援護策の充実を求めます。

 被爆62周年の今日、私たちは原爆犠牲者、そして核兵器廃絶の道半ばで凶弾に倒れた伊藤前長崎市長の御霊(みたま)に心から哀悼の誠を捧(ささ)げ、核兵器のない地球を未来の世代に残すため行動することをここに誓います。

2007年(平成19年)8月6日                     

広島市長 秋 葉 忠 利

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PEACE DECLARATION

That fateful summer, 8:15. The roar of a B-29 breaks the morning calm. A parachute opens in the blue sky. Then suddenly, a flash, an enormous blast - silence - hell on Earth.

The eyes of young girls watching the parachute were melted. Their faces became giant charred blisters. The skin of people seeking help dangled from their fingernails. Their hair stood on end. Their clothes were ripped to shreds. People trapped in houses toppled by the blast were burned alive. Others died when their eyeballs and internal organs burst from their bodies-Hiroshima was a hell where those who somehow survived envied the dead.

Within the year, 140,000 had died. Many who escaped death initially are still suffering from leukemia, thyroid cancer, and a vast array of other afflictions.

But there was more. Sneered at for their keloid scars, discriminated against in employment and marriage, unable to find understanding for profound emotional wounds, survivors suffered and struggled day after day, questioning the meaning of life.

And yet, the message born of that agony is a beam of light now shining the way for the human family. To ensure that "no one else ever suffers as we did," the hibakusha have continuously spoken of experiences they would rather forget, and we must never forget their accomplishments in preventing a third use of nuclear weapons.

Despite their best efforts, vast arsenals of nuclear weapons remain in high states of readiness-deployed or easily available. Proliferation is gaining momentum, and the human family still faces the peril of extinction. This is because a handful of old-fashioned leaders, clinging to an early 20th century worldview in thrall to the rule of brute strength, are rejecting global democracy, turning their backs on
the reality of the atomic bombings and the message of the hibakusha.

However, here in the 21st century the time has come when these problems can actually be solved through the power of the people. Former colonies have become independent. Democratic governments have taken root. Learning the lessons of history, people have created international rules prohibiting attacks on non-combatants and the use of inhumane weapons. They have worked hard to make the United Nations an instrument for the resolution of international disputes. And now city governments, entities that have always walked with and shared in the tragedy and pain of their citizens, are rising up. In the light of human wisdom, they are leveraging the voices of their citizens to lift international politics.

Because "Cities suffer most from war," Mayors for Peace, with 1,698 city members around the world, is actively campaigning to eliminate all nuclear weapons by 2020.

In Hiroshima, we are continuing our effort to communicate the A-bomb experience by holding A-bomb exhibitions in 101 cities in the US and facilitating establishment of Hiroshima-Nagasaki Peace Study Courses in universities around the world. American mayors have taken the lead in our Cities Are Not Targets project. Mayors in the Czech Republic are opposing the deployment of a missile defense system. The mayor of Guernica-Lumo is calling for a resurgence of morality in international politics. The mayor of Ypres is providing an international secretariat for Mayors for Peace, while other Belgian mayors are contributing funds, and many more mayors around the world are working with their citizens on pioneering initiatives. In October this year, at the World Congress of United Cities and Local Governments, which represents the majority of our planet's population, cities will express the will of humanity as we call for the elimination of nuclear weapons.

The government of Japan, the world's only A-bombed nation, is duty-bound to humbly learn the philosophy of the hibakusha along with the facts of the atomic bombings and to spread this knowledge through the world. At the same time, to abide by international law and fulfill ts good-faith obligation to press for nuclear weapons abolition, the Japanese government should take pride in and protect, as is, the Peace Constitution, while clearly saying "No," to obsolete and mistaken US policies. We further demand, on behalf of the hibakusha whose average age now exceeds 74, improved and appropriate assistance, to be extended also to those living overseas or exposed in "black rain areas."

Sixty-two years after the atomic bombing, we offer today our heartfelt prayers for the peaceful repose of all its victims and of Iccho Itoh, the mayor of Nagasaki shot down on his way toward nuclear weapons abolition. Let us pledge here and now to take all actions required to bequeath to future generations a nuclear-weapon-free world.

August 6, 2007

Tadatoshi Akiba

Mayor

The City of Hiroshima



haru_saku at 23:24 │Comments(7)TrackBack(11)clip!平和について 

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この記事へのコメント

1. Posted by コギトエルゴスム    2007年08月09日 13:47
秋葉市長の平和宣言は、毎年、心がこもっています。
それにひきかえ、安倍の挨拶は「わが国は戦後62年の間、ただ『ひたぶる』に国際平和の道を歩んで参りました・・」と、わざとらしい表現を使っており、小泉同様、空々しいものでした。 
年号も平成のみを使用し、世界に発信する気がさらさら無いことを証明しました。(秋葉市長や子供代表はちゃんと併称していたのに、国を代表する首相がわざと平成のみを使うとは! まったく情けない男です)

もしかして、安倍は原爆資料館も、ちゃんと見学したことがないのでは?

「反省すべきを反省して」と言うなら、自民党議員を全員を引き連れて原爆資料館に行くべきですし、「教育改革!」を絶叫するなら、全国の生徒が広島長崎を訪れることをこそ義務化すべきです。
2. Posted by scotti    2007年08月09日 13:50
小池新国防大臣が、米国で小沢代表のことをカレンダーが止まっていると酷評したと、テレビ大新聞は報道しているが、それって悪口になるのだろうか。終末時計は、逆戻りさせることに意味があるし、日本が、憲法を遵守して、戦争に参加しないことに対しては、カレンダーは、いつまでも永遠に止まっていて欲しいと、多くの日本国民は望んでいるはずだ。政治家として主義主張も無く、ひたすら権力志向で、人生を漂うだけの小池新国防相のような悲しい人たちには、平和に止まることも許せないことなのだろうか。
3. Posted by 必殺通行人    2007年08月09日 17:28
秋葉市長のメッセージ、広島市民として残念でした。
米国の核のみならず中国や北朝鮮、フランス等全ての核保有国を名指しして欲しかった。
核を使用するだけでなく、核実験でも風に流されて日本にも影響がでます。
その意味で特に北朝鮮と中国には言及して欲しかったです。
4. Posted by そらあるき    2007年08月09日 18:49
原爆史料館にさえ行けば歴史を反省したことになるなんて、広島はそんなに安っぽい場所だったんですね。
でも史料館に行ったところで
反安部の人達は"単なるパフォーマンス"、"心がこもっていない"、"それよりも○○をしろ"と言うのでしょう。
心にも思っていないただ言うだけの忠告をするくらいなら政治家にでもなったらいいんです。

ただ批判したいだけの人間の主張に正義などありません。と思っているのですがどうでしょうか?
5. Posted by mm    2007年08月09日 19:09
かつての植民地は独立しましたが、民主主義が定着したなどと言うのは嘘です。

国名に民主主義を入れただけの国や、共産主義を掲げる党が君臨する絶対主義の帝国が今も核を開発、増産しています。

誰にも責任を負わないそんな独裁者、外国人どころか、同胞の命の価値すら塵ほどにも感じない者、自分たちの富のためには何億人が不幸になってもかまわない金融工学の支配者が次の核のボタンを今も握っています。

6. Posted by コギトエルゴスム    2007年08月09日 20:30
#4 そらあるきさんへ

あなたは、原爆資料館に行ったことがありますか?
もし、あるなら、どう感じましたか?

広島、長崎の被爆者の人達は、本当に、おとなしい人達なのです。あんなひどい目に遭いながら、暴力的になった人を知りません。
広島に一発目が落ちた後も、日本のリーダー達は犠牲者のことなど一顧だにしていなかったのですよ。
三発目が皇居や自分達の頭上に落ちそうになったから慌てたのです。
その意味でも、為政者やその係累はいくら反省しても、足りないのです。自ら進んで多くを学ぶべきです。

なぜ、安倍首相はこの映画をみないのでしょう? 
安倍さんの良き理解者のそらあるきさん、理由をご存知なら教えてください。
7. Posted by そらあるき    2007年08月12日 09:03
#6 コギトエルゴスム さん

広島長崎の方々や被爆者の方遺族の方、原爆資料館に対してとても失礼なことを書いていました、すみません。

私は広島には行ったことがありませんが長崎の平和記念公園に行き、また被爆者の方から体験を話して頂きました。
戦争の悲惨さ原爆の酷さがそれまでよりも強く分かりましたし、核兵器の使用や核拡散を許してはならないことにも同意です。
相手を恨むのではなく、体験を次の世界の為にと活動している方々を尊敬します。

自民党の支持者やあなたと意見が異なる人を"安倍総理の理解者"と呼ばれているみたいですけどそれは別のものですよ。だから推測することは出来てもあの映画を見ない理由は知りません。

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