北朝鮮問題

2006年10月15日

北朝鮮が攻めてきた場合のシミュレーション

昨日のお玉の疑問に答えてくれる本です。

自衛隊vs.北朝鮮

作者はマガジン九条にも登場下さった半田滋さん。

初版は2003年。自衛隊が北朝鮮が1993年に核不拡散条約脱退を表明したのを受けて、陸海空の自衛隊トップ防衛庁総合幕僚会議がまとめた文書を元に、もしも北朝鮮が攻めてきたらどうなるかのシミュレーションを書いてあります。

極秘文書として、防衛庁の金庫にしまってあるそうです。

内容はざっとこんなシシミュレーションが書かれてありました。・・

経済制裁による朝鮮半島の緊迫。韓国滞在の邦人輸送。その輸送手段の困難さ。北朝鮮からの難民流出・・しかしそのうち何割かはテロ工作員かも知れない。

北朝鮮軍が本当にノドンを日本に向けて発射したとき、打ち込まれるのは米軍基地がほとんどだろう。着弾数は衛星が感知した発射数の5分の1にも満たない。(うまく到達しない)むしろ日本から迎撃のために発射したはずのパトリオット・ミサイルによる被害の方が大きい・・・

そして、戦争による朝鮮半島からの難民は20万人になると予想。

この難民の管理、テロへの対策、そして、攻撃に備える能力・・これすべてを今の自衛隊でこなすことは無理。

北朝鮮側へのアメリカの先制攻撃で攻撃が始まり、米軍の圧倒的勝利で戦争は終結・・・・・・・

この恐ろしいシミュレーションのあと、最後に半田さんはこう書いています。

国際社会の一員として「応分の責任」を果たし、また米国のパートナーとして「力の共有」を実現するには憲法改正が必要であるとの説は、それなりに自己完結している。だが、果たして憲法を変えれば日本は安泰なのであろうか。「K半島事態対処計画」を読み解く作業を通じて、政治的な決断力の不足、外交の脆弱性、危機に対応できない省庁間の厚い壁の存在があらためて明らかになった。しかも「K半島事態対処計画」で想定した起こりうる危機の一コマでさえ、私たちには示されていない。説明責任などどこ吹く風という態度なのに「戦争になったら「国民を守る」といわれてもまるで説得力がない。

危険な隣人とどうつき合っていくのか、日本が最初に取り組むべきは戦略の明確化であろう。場当たり的に北朝鮮との距離感を変えるやり方では、脅威に合わせて武器を買い、戦争ができるように、憲法改正するという壮大な対症療法をとることになる。それは政治的、経済的に一番コストのかかる道だと思う。

この本を取上げるべきか、悩みました。それでも最後の数ページを読み、お玉はあえて紹介することにしました。

 ただ上っ面の得体の知れない怖さで、北朝鮮を見るのではなく、北朝鮮が切れちゃったらどうなるのか・・そうしないための外交努力を国はもっと考えて欲しい・・北朝鮮への経済制裁も良いけど、その半年後、1年後日本にどんなシナリオが待っているのかをお玉は誰からも教えてもらっていない。

追記*

kusukusuさんがコメント欄でお書きのように、怪しげな脅威論を煽るために書いてるのではありません。防衛庁はこんな事を考えていた。そこを認めて、知った上で、この国が切れちゃわないようにするにはやはり、国際協力をとりつつ話し合わなければいけないとお玉は思う。

武力に武力で対抗するやり方では、目先の一瞬の安全はひょっとしたら買えるかもしれないが、(無理だと思うが)私たちが願う恒久的平和を得ることは決してそして、永遠に出来ない。

九条の2項を無くし強い国日本を目指すということは、未来の子供達に負の遺産を持たせることにしかならない。

戦後60年一人の軍人も戦争で亡くなっていない、戦地で人を殺していない、このことのすばらしさがきれい事でないことを、お玉はみんなに伝えたい。

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haru_saku at 22:05|PermalinkComments(19)clip!

2006年10月14日

北朝鮮はどんな態度に出ると思う?

お玉にはよく見えていないのですが・・


このまま、北朝鮮への経済制裁を強め、アメリカ軍が臨検をはじめたとして、その後北朝鮮はどのような態度をとってくると思いますか?

1.「ごめんなさい、もうしません、核開発やめます。」と総書記が声明出す

2.北朝鮮国内の誰かが総書記を追放して、もうチットマシな政権が誕生する

3.総書記が逆ギレして韓国や中国や日本の民間の船に発砲してくる。

4.同じく逆ギレして、アメリカ軍に発砲・・・・・・応戦してアメリカが攻撃〜〜

5北朝鮮に沢山の餓死者が出る

このほかのパターンをきちんと予測できる人、いますか?


ではブッシュが北朝鮮のわがままをもう一回だけ聞き入れて、首脳会談をしたらどんな態度に出てくるでしょうか。
以前は日本政府が大好きだった「先送り戦術」ってことでとりあえずのいろんな心配は消える・・・北朝鮮のチョモランマのように高いプライドも保たれる・・・そう思えるお玉ってどこまでも甘チャンでしょうか。

ここで強い態度に出て一番困るのは、日本ではなく韓国や中国の国民だと思う。お玉は非常識?なのかなあ。

「心配だ」「不安だ」「核兵器飛んできたらどうしよう・・・」
それなら総書記が逆ギレしてボタンを押さない努力をするべきではないのかなあ??何をしでかすかわからない国だからこそ、その国の「性格」をよく理解した上で、行動すべきではないのかなあ。

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haru_saku at 16:03|PermalinkComments(46)clip!

2006年10月09日

北朝鮮の核実験・・

北朝鮮が核実験をやったようです。

こんなことをする国は断じて許せないし、核兵器開発にかかわる国をすべてなくしたいというのがお玉の強い気持ちです。

安倍さんはただいま訪中してる、そのさなかに核実験やるとは、北朝鮮もええ根性してるよなあ。安倍さんの歴史認識が??であろうが、靖国に参拝してようが、とりあえず、北朝鮮問題で日韓中が話し合い、結びつきを深めることができるのではないかなあ。

問題は、今後、孤立無縁で子供のようにおばかな北朝鮮をどうやっての大人の対応のできる国にするのか、ですね。この件は7月のテポドンの時にもだいぶ議論しましたし、そのときにLooperさんが「北朝鮮問題の平和的な解決法」についてずいぶんと語ってくださいましたよね。

お玉はこれでまた北朝鮮への締め付けが強くなり、世界中の経済制裁に拍車がかかれば、あの国はどうなってしまうのだろうと、不安です。アメリカはどう反応するのだろう。

核に核で対抗することは暴力の連鎖しか生まない。とち狂ってあの国の総書記が核兵器のボタンを押さないようにするにはどうしたらいいと思う?

過去の戦争はどれも教訓にならないのでしょうか?

あえて書くけど、「北朝鮮の国民」を助けるために中韓日で協力して、単なるお金や米を援助するような形ではない救済方法を見つけることはできないのでしょうか。

そして・・・核開発と実験を繰り返すインドやパキスタンに対してはなぜに日本人はあんまり騒がないんだい?核なんて、どんなに離れたところで爆発しても影響あるんだよ。・・・あっちもこっちも危険な国ばかり。

普通の国って言うのはこういう国になることなのかな。

憲法をかえても、9条を変えても、お玉は徴兵制にはならないと思ってる。その理由も書いてきてる。(国立大学進学や奨学金目当ての学生、移民をターゲットにする方法があるからね)

でも、憲法を変えれば核兵器もって他国に対抗するようになるかもしれないと危惧してます。安倍さんそんなこと発言してますよね。みんなはそれを知ってますか?

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haru_saku at 14:50|PermalinkComments(42)clip!

2006年08月01日

東北アジアの平和を考える講習会


立教大の李鍾元教授(リー・ジュンウォン)のお話はためになりました・・

後半のお話はLooperさんのお書きになったことと同じだったと思います。


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2005年9月19日の六者協議共同声明がいかに画期的な声明だったか。
米が求めた「核の放棄」に対し北朝鮮は耐性の安全(関係の改善)、経済、エネルギー支援を求め、残された課題である、軽水炉の平和的利用についてもこれから考えていきましょう・・ってな感じで希望の持てる声明とだったはずでした。
ところがこの時すでに米はマカオの銀行への制裁をしており、25万ドルの凍結を行なった。この金額は少ないが、波及効果が大きく、アメリカとの取引をこじらせたくない銀行は北朝鮮との取引を次々やめていった

北はこれに非常に苦労してしまい、今までなら北は困っているときに弱気を見せることは決してなかったのに、この時は「非常に困っている」という態度を初めて示した。(隠さなかった)そのため妥協案を北自ら出したりしたが、米は「偽札や麻薬」は犯罪行為なので、取引できる話ではない突っぱねた。北はこれによりさらに追いつめられることになった・・

北朝鮮は94年に原子力の溶水炉?を止めたり、拉致を認めて、日朝会談したり、北なりにいろいろ歩み寄ったのに、世界の北朝鮮を見る目は悪くなるばかりで、そのために交渉派の勢力が衰えて、強硬派が力を持ってきたのではないか・・

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

北朝鮮はこの15年求めているモノはぶれていない。それは何かと言えば、米朝、日朝の関係改善である。北は、強くなっていく韓国がとても脅威であり、アメリカと北朝鮮の関係を改善させれば、日本も韓国も言うことを聞いてくれると考えている。ところがアメリカにも日本にも北朝鮮との関係改善に利益を見いだせないので、なかなか関係改善に至らない・・

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

で、今後どうすれば関係を改善し、北朝鮮を普通の国に出来るかって話ですが・・

サハリンから韓国へ鉄道、パイプラインを引いて、北の経済を活性化させる。お金を単に北へまわすのではなく、事業として、援助する。中国、韓国日本が事業として、取り組むことで、ビジネスチャンスへ転換させられる。日経関連の記事などでもこのあたりを望む声はある。財界は実は制裁だけではダメだとわかっているらしい・・・・・外務省のOB派北朝鮮も含めた東アジア共同体構想が大事だと考えていて、そう言う本が三冊出ているが、書いた人はみな、外務省関連の人。

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極論ではあるけど、実は北朝鮮は優しく平和な日本ではなく軍国主義日本になって、中国や韓国ともめてほしいのかもしれない・・そうすれば、北朝鮮にばかり目が向かないから・・日中、日韓が仲良くなる姿なんて、北朝鮮がますます不利になるだけと考えているのではないか・・日本が強硬して、ぎくしゃくした方が、北にとってはチャンスではないのか・・・・
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あと、韓国が民主化を進めて、盛上がると北が事件を起してそれをオジャンにしてしまうのも、軍国主義の方が北にとって都合が良いからだろう・・という話も出てたな。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

イラク戦争の失敗で元気をなくしたネオコンが北朝鮮のミサイル問題で、元気になってしまったし、安倍さんが総裁選に一気に有利になったし、韓国は太陽政策に批判を浴びてるし・・北朝鮮は意図的な緊張激化を狙っているのではないか?

そこへ乗っかって、戦争への道をすっしぐらに進んでいくような、そんな気がしました。これって実は北朝鮮の思惑通りなのではありませんか?



ちょっと無謀な記事かもしれない。でも書かずにおれなかった・・どうかどうか、応援下さい。m(_ _)m

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haru_saku at 18:45|PermalinkComments(11)clip!

2006年07月19日

北朝鮮問題を平和的恒久的に解決する方策について

先日のコメント欄でLooperさんが提案されていた北朝鮮問題の平和的解決についての方策。お約束通り、メールで詳しい内容を送って頂きました。

なかなか説得力あるよ。北朝鮮が自暴自棄になってミサイル発射をしないようにどうすれば平和的に解決できるのか・・

皆様のご意見もお聞かせください。お待ちしてます。m(_ _)m

 

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こんにちは、Looperです。
大変、お待たせしました。<(_ _)>

北朝鮮問題を解決するにはどうすればいいのか?

これは、世界中の政治家・学者の頭を悩ませている問題ですね。なので、私のような一市民のたわごとがどれほどの説得力を持つかは疑問だけど、みなさんの建設的議論のタネになれれば望外の喜びです。

まず、くだらない揚げ足とりをさけるために、つぎのことを確認しておきたい。
北朝鮮がおこなった事前通告なしのミサイル発射は、航空機や船舶に危険であるだけでなく、「日朝平壌宣言」にも違反する行為であり、厳しく糾弾されなくてはならない。
議論の中でも、国連(安保理)などで、国際社会が一致して北朝鮮が無法をやめるよう圧力を加えることが必要だと主張したが、今回の安保理の非難決議が全会一致で採択されたのはとても大きな成果だった。

その上で、北朝鮮問題をどういう方向で解決すべきなのかという議論がおこなわれたが、まずは、その議論をまとめてみる。

わたしは、以下のような外交努力が必要だと主張した。

>
6カ国協議に復帰するよう、親北朝鮮のロシアや中国からの協力も得ながら、圧力を強めることです。で、その協議の中で、核開発の問題なども解決すること。 自暴自棄の孤立路線をとっても何の得にもならないから、国際社会に受け入れてもらえるように外交の転換を図ることなどを粘り強く働きかけるのです。
>
少なくとも一番効果を期待できるのは、中・露・韓も含めた国際社会が一致団結して北朝鮮に飴と鞭をうまく使い分けた働きかけをすること。経済制裁の脅しも、これが出来なきゃ効果が薄い。

これに対して、「日本単独でも経済制裁を行うべきだ」、「先制攻撃を考えるべきだ」、「ミサイル防衛(MD)システムを構築すべきだ」などの意見がでた。

まず、「日本単独の経済制裁」ですが、国際社会が一致して「アメとムチ」を使い分けたはたきかけをすることが大事なのである。「制裁のみ」で北朝鮮を追い つめるだけというのは賢いやりかたではないし、中国や韓国と貿易をおこなっている状態では、日本だけで経済制裁したって自己満足にしかならず、「ムチ」に ならないばかりか、関係をさらにこじらせるだけなので反対だと主張した。

どこかのブログが、
>
 今の北朝鮮の現状は、戦前の日本とよく似ている。「ABCD包囲網で追い込まれた日本は、止むなく戦争を始めざるをえなかったんだ」という主張をされる方こそ、北朝鮮を一方的に追い込むようなやり方は危険だと主張すべきなのではないか
というような主張をされていたが、まったくその通りだと思う。「あいつら懲らしめてやれ」だけの単純な思考で外交は前に進まない。

ましてや、「先制攻撃論」や「MDシステム」では、全く解決にはならないことも議論の中でしめした。これらは戦争がおきた時のための対策であるが、戦争がコントロール可能だと思っているのがそもそも「平和ボケ」だ。
まず、「先制攻撃」で相手のすべてのサイルを叩けるわけがない。しかも、こちらが先制攻撃体制を整えたら、それは相手もその体制を作ろうとするし、「先制 攻撃」する権利があることになってしまうという視点が抜けている。日本海沿岸には、たくさんの原発がある。このうち、一基でも攻撃をうければ、チェルノブ イリかそれ以上の大惨事が発生してしまいかねない。それだけ、日本という国は攻撃にもろく、いったん戦争になったら大惨事は必至だ。

では、MDシステムはどうか?
これも役に立たない代物だと明らかになっている。
http://www.usatoday.com/news/washington/2006-06-20-missile-defense_x.htm
ここには、「MDシステムはまだ開発段階で、その能力には限界がある」と書かれている。
http://fairuse.100webcustomers.com/fairenough/latimes216.html
またここには、好天時で飛行データが事前にすべて分かっていて、実際よりもゆっくり飛ばした実験でさえも、命中率が50%しかなかったと書かれている。飛 行データが分からない実戦の状況では、まったく当てにならないことがわかる。記事の終わりには、システムに詳しい人が、"It's not a perfect system; it never will be," (これは完全なシステムではない。そして、永遠にそうなることもない)とのべている。全てを迎撃できるなんていうのはまさに夢物語だということだ。こんな 不確かなものに、わたしたちの血税を大量に注ぎ込んで、日本政府はいったい何を守ろうというのだろうか?喜ぶのは、使い物にならない失敗作で大もうけをす る米日の武器関連企業だけだ。

では、このようなミサイル戦争の脅威、大惨事の可能性をなくせる方法はあるのだろうか?それは、現憲法の理念がしめすように、国際紛争を平和的に解決し、 北朝鮮にミサイルを打たせないようにするしかないとのべた。たとえ困難であろうともこれしかない。そのための外交努力を積み重ねることでしか日本の平和を保つ道はないというのが、この間の議論の中心点だった。

この方向での、日本がすべきこと、できることは沢山あると思う。
たとえば、周辺国との足並みをそろえるためには、その前提として、今のこじれた日本と中・韓との関係を改善しないといけない。そのためには、首相が「靖国 参拝」なんかやってたんじゃー話にならない。また、北朝鮮以外の5カ国が6カ国協議再開に向けてどう協力できるかを議論すべきだろうし、その呼びかけを日 本がすぐにすべきだろう。少なくとも、アメリカにだけ向いた今の外交姿勢は、すぐに改める必要がある。
また、北朝鮮との間で残っている戦時補償、強制連行問題などを先にこちらから解決して、その問題を「拉致問題」や「ミサイル問題」などの言いわけにさせないという視点も必要だろうと思う。

このあたりは、当面の外交課題として何をすべきなのかという問題で、ぜひみなさんで知恵を出しあってほしいと思う。

ここからは、ちょっと視点を変えて、長期的、永続的に北朝鮮が平和の脅威でないようにするにはどうすればよいかという点について私見を述べてみたい。

#実は、ここからが本題なのです・・・ながーい前置きですみません (^^; 

Q.まず、どうなれば北朝鮮の脅威は恒久的になくなるか?
A.答えはカンタン。「ふつうの国」になればいいのである。
ここで言う「ふつうの国」とは、麻薬や偽造貨幣やミサイル輸出にたよらなくても、経済的に自立し、国民が平和にくらせ、世界との交流や情報交換もできる開かれた国、国際ルールを守る国である。
資本主義や民主化を押しつける必要もない。せめて、今の中国程度に開放され、他国とのまともな貿易・交流によって国が成りたつようになれば、今の脅威はほ とんどなくなるだろう。なぜなら、今のような瀬戸際外交をする意味がなくなるからだ。同時に、北朝鮮の国民も幸せになれる(これがとても大事)。ここまで これれば、内部要求による民主化の実現は、時間の問題となると考える。

Q.では、金正日を納得・譲歩させながら、どうやってそれを実現するか?
A.http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060616-00000004-yonh-kr
この韓国の努力に、一つのヒントがあると思う。
北朝鮮の農業を再建し、産業をおこし、経済的に自立できる支援をおこない、北朝鮮国民が安心して働き暮らせる社会を構築することだ。日本の会社もどんどん 進出すればいいと思う。人件費は中国より安いのだからメリットはあるはず。そうして、他国との物的・人的交流があたりまえになっていけば、今のように情報 操作をしようと思っても限界がある。そして、経済的に自立でき、世界と情報共有できるようになった多くの国民の誕生は、北朝鮮を開放へと向かわせざるをえ ないだろう。
金正日にしても、いつまでも内部クーデターを恐れながら、このままの瀬戸際外交を続けていくのは、綱渡りの危うさだと分かっているはず。もし、自身の身の 安全を確保しながら当面はトップの地位を守ることができ、国が豊かになり、安心して引退できる道があるならば、この道を選ばない理由はないと思う。確かに 金正日はまともな人物じゃないので、なぜあいつをそんなに大事にしなきゃいけないんだ?という感情はよく理解できる。しかし、一番恐ろしいのは、彼らを 「自分たちはもうお終いだ」と自暴自棄に追い込むことだ。彼らのしてきた行為が非難されるのは、北朝鮮が自らの国民の手によって民主化されてからでも遅く ないとわたしは考える。
一番大事なのは、日本と北朝鮮、その周辺国の住民が、平穏に暮らせるようにすることだからだ。そのためだったら、金正日に「解放・民主化」の英雄になってもらってもOKだとさえ思っている。少なくとも、そういう覚悟と戦略を日本の指導者は持たなければならない。

http://www.yorozubp.com/0304/030422.htm
ここで、南アフリカの事例を取りあげて、同じ方向の提案がされているのを見つけました。参考にしてください。

とりあえず以上として、議論に付したいと思います。

2006
718日  Looper

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haru_saku at 09:32|PermalinkComments(138)clip!

2006年07月08日

今の日本は他の国からどう見えてる?

金正日総書記は相当なお馬鹿だと思う。

それも直球のお馬鹿。

10年前ならいざ知らず、日本中の本屋さんに嫌韓中朝の本が山のようにあって、にわかに「愛国心」とか「憲法改正論」とかひしめき合って、好戦的な政治家の方が強い今、ミサイルを撃ってくるか?普通??

そう、普通じゃない。国際社会全体で金正日総書記をとっつかまえて、北朝鮮の国民を自由にしてあげて欲しい。

お玉はミサイルは怖く思わないと書きましたが、確かに航行中の船に当たったらどうすんのよ!!とも思う。ただし、これは日本の船だけでなく韓国もロシアも一緒だよね。

と実は平和主義者お玉も怒ってます。これは他のお仲間だってそうでしょう。

そもそも情報が少なくて、北朝鮮は私たちにとって、よくわからない国です。よくわからない国だからこそお玉は「話をするしかない」と思えるのですが。

ならず者のお馬鹿に対して制裁を加えて、攻撃仕掛けるとどうなるのか?「ごめんなさい」ってあの金正日総書記が言うと思う?

これって相手がお馬鹿なだけにどう反撃してくるかわからないじゃないの。ならす者のお馬鹿は追いつめればよけいに暴れる・・それこそお玉には「怖い」です。国連の動き、日本と米国と中国と韓国以外の国々の動きを見定めて、まず、北朝鮮にどう対応するかを国際社会全体で話し合って欲しい。

9条を掲げている特殊な国「日本」を他の国々が今回どのように見てくれているのか、すみません、翻訳上手な皆様方、どうか教えてくださいませ。m(_ _)m

 

##最後にもう一つ、プレスリー見に行ってるときにテポドン発射されなくて、ラッキーなどとはしゃいぐ、日本の大バカ首相に、(後2ヶ月か・・早くやめてくれ・・)国際社会で発言してほしくないと思うのはお玉だけ??

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haru_saku at 08:44|PermalinkComments(82)clip!

2006年07月06日

北朝鮮の手先は誰?

〜〜〜初めに、あえて厳しいことをいわねばなりません。それは、新聞であれ、テレビであれ、官僚であれ、学者であれ、北朝鮮の脅威をいたずらに騒ぎ立てる者は、北朝鮮の軍事的な脅威を軽減させるか抑止するための具体的な議論を伴わない限り、「北朝鮮の手先」同然だということです。無責任にそのような発言をする者を、私は北朝鮮の手先と見なすといっています。


日本国内で北朝鮮の脅威を煽れば煽るほど、日本国民はビビってしまう。そして日本人が北朝鮮を恐れれば恐れるほど、日本の北朝鮮に対する外交的な立場は弱くなる。すると北朝鮮は労せずして外交的に優位に立つ結果になる。しかも北朝鮮からすればコストはゼロで済む。武器を新しく買ったり、開発したりせず、兵士を新しく育てもしないのに、日本における北朝鮮の軍事的なプレゼンスが増大していく。これは明らかに北朝鮮を利する行為でしょう。だからそう言うことをする者は北朝鮮の手先だというのです。

〜〜〜〜

 

これはお玉の大好きな護憲派のジャーナリストがいってる話ではありません。先日記事に書きました「日本の戦争力」の著者 小川和久さんがおっしゃってるお話です。今回テレビを見ていても軍事評論家はどなたも「怖がることない、さほど脅威ではない」っていってますよね?違いますか?煽っているとしたらニュース番組の作り手の方でしょうか。視聴率上げてるんでしょうねえ・・

まあ、小川さんは北朝鮮の軍事費を冷静分析して、「まともに攻めてくるお金も軍事技術も、石油もない、また、ミサイルに詰めるほどコンパクトにした核もない。」といってくれてます。お玉もここはそう思うし、他の軍事評論家だって、ここは一致してると思う。

ただし、もしもの時米国が守ってくれると思っているところは絶対に違うとお玉は思いますが、いかがでしょうか?皆様。

今まで、米国についていかないと、日本はダメだ、というご意見をここで書いて下さる方はほとんどいらっしゃいませんでした。

今、何が一番怖いでしょうか。お玉は護憲だから自衛隊は無くそうとか、言ったことないよ。

冷静に考えてみて下さい。

小川さんは本の中で、「ミサイルに対する恐怖心を煽るのではなく、どのような外交努力で飛んでこないようにするかが大事だ」といってます。

 騒げば騒ぐほど、北朝鮮の思うつぼなのです。
そして、締め付ければ締め付けるほど、暴走するのがあの国だと実はみんな知っているのではないでしょうか・・

ちなみに小川さんは米国に追随して自衛隊がテロと戦うことは(いろいろ理由はつけてますけど)いいといってます。こういうコトを言った方なので、お玉は好きではない新刊にセレクトしましたが、この方の書いている軍事力のお話は読んで、ソンはないでしょう。

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日本の「戦争力」



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